2006年10月25日水曜日

日ハムが王手! 明日北の大地で胴上げか?

 日本シリーズの舞台が北海道に移ると、日本ハムが全員野球が炸裂させ、あっという間に王手をかけた。いよいよ明日(26日)、北海道での胴上げをかけた大一番が繰り広げられる。

 これまでに、このシリーズについて色々と書いてきたが、ここになって気になりだしているのが両チームの投手起用、特にリリーフ陣の起用方法だ。

 シリーズ序盤。日本ハムは好調の武田久、岡島、MICHEALにとことんこだわり、特に武田久は3連投させるなど、酷使に近い状態で起用してきた。一方、中日はペナントレースで信頼を寄せていた平井、岡本にこだわることなく、小林、中里といった若い投手も起用してきた。その結果、日本ハムのリリーフ陣は起用に応え見事なピッチングを披露し、逆にドラゴンズ若手リリーフ陣は打ち込まれた。

 ところが、この段階では僕は中日の起用方法が結果的に正解になるのではないかと考えていた。というのも、日本ハムのリリーフ陣は連投が効かなくなったシリーズ後半に経験不足の投手を投入せざるを得なくなり、逆に中日のリリーフ陣は主だったメンバーがシリーズ前半に一度登板していることにより、大詰めとなるシリーズ後半にはいい仕事をするのではないかと考えたからだ。

 そして迎えた第4戦。日本ハムが勝てば王手がかかると言う意味では、もうシリーズも後半戦と言えるだろう。日本ハムは予想通り武田久を休養させざるを得ない状況。しかしここで予想外(某ケータイ会社ではないが。。)なことにシリーズ初登板の建山が素晴らしいピッチングをする。一方追い詰められた中日は、この期に及んでシリーズ初登板の石井、吉見をつぎ込み、石井はあっさりと打ち込まれてしまった。

 繰り返すが、中日にとっては負ければ王手をかけられるという意味では、もう後がない展開のはず。若い投手に経験を積ませている場合ではないはずだ。それなのに落合監督のこの投手起用は一体どういうことだろうか。

 兎にも角にも明日は胴上げがかかった大一番。先発投手は間違いなくダルビッシュvs川上だろう。このまま勢いに乗って日ハムが一気に決めるか。それとも強靭な精神力の川上が日ハム打線の前に立ちはだかるか。

 ちなみに、個人的なことだが、第6戦は都合により試合を観ることができないため、明日日ハムが勝って決めて新庄の胴上げを見たいという気持ちがある一方で、事前の予想で4勝3敗で日ハムと予想しているので、明日は中日に頑張ってもらって予想が当たって欲しくもあり複雑な心境だが、いずれにしても明日は残業なんかしている場合ではないことは確かなようである。

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