2006年10月6日金曜日

プレーオフ予想

 始まる前に予想しておきますか。

 今シーズンで3回目を迎えるパ・リーグのプレーオフ。今回進出した3チームのうち西武とソフトバンクは3年連続出場ということでAクラス常連の強豪チーム。日本ハムも一昨年出場しており、いずれもプレーオフ経験のあるチームが進出したことになる。

 第1ステージは西武vsソフトバンク。短期決戦は投手力、特に先発投手陣の安定感が求められるが、両チームともそこがまさに強み。となると、初戦で直接対決が予想される松坂と斉藤和の出来が、第1ステージ全体の行方を占うことになりそうだ。また、過去2シーズンのプレーオフで全く打てなかった松中がどのように調整してくるかも注目である。そんな中、松坂の安定感、カブレラと和田の勝負強さ、そして何と言っても短期決戦の戦い方を知り尽くしているチーム力のことを考え、西武が優勢と見る。

 となると第2ステージは日本ハムvs西武か。今シーズンは1位通過チームに1勝のアドバンテージが与えられるため、日本ハムが圧倒的に有利と考えられるが、不安材料もある。それは、日本ハム先発投手陣にプレーオフ経験者が居ないことだ。1戦必勝の短期決戦ではやはり経験がモノを言う。ところが、プレーオフでローテーションの軸になるだろうと言われているダルビッシュ、八木、武田勝はいずれも入団2年目以内で、前回のプレーオフを経験していない。前回プレーオフで先発した金村、ミラバル、江尻のうち、今シーズンもローテーションで働いた金村が、舌禍事件により出場ができないのは、何とも痛いところだ。

 と言うことで、戦力が安定していて短期決戦の戦い方を知り尽くしている西武がパ・リーグを制し、3年連続で1位通過チームが日本シリーズに出場できないという異常事態に発展すると読む。

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