2008年1月15日火曜日

シネマレビュー 「アイ・アム・レジェンド」

 「地球最後の男」というキャッチコピーで早くからPRされていた「アイ・アム・レジェンド」は、予告編を観た時から絶対に面白い映画に違いないと感じ、公開が楽しみだった映画。それだけ期待して観に行ったのだが、ちょっぴり期待外れな内容だった。

 ストーリーの中味として、人類が絶滅い陥った理由にちょっと無理矢理感があるし、その中で主人公のみ生き残った理由もどうにもハッキリしない。さらに言うと終盤から出てくる、もう一組の生き残り親子も、あの環境の中でどのようにして生き残っていたのか説明がつかないし、一介の科学者である主人公が本格的な爆破装置をしかけることができる技術を持っているあたりもおかしい。とにかく、全体的にストーリーに無理があるようにしか感じられなかった。

 とはいえ、暗闇から感染者が襲ってくる緊迫感というかスリルはなかなかのもの。ストーリーについてあまり深く考えず、スリルを味わうことを目的で観るのなら、けっこういい映画かも。ウィル・スミスのシリアスな演技は珍しいから、ある意味そこも見所でもあるし。

2 件のコメント:

  1. 私も見ましたよ~。で、感想も殆ど一緒です。何と...

    科学的な味付けを濃くするか、割り切ってアクション的な味付けを濃くすればなぁ…

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  2. >AUFCかいちょさま

     ですよね~。何か、中途半端な感じが否めないですよね。

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