2008年1月1日火曜日

CDレビュー 倉木麻衣「ONE LIFE」

 完成度の高いアルバムがまた一枚誕生した。

 本日発売の倉木麻衣7thアルバム「ONE LIFE」。彼女のアルバムはいつもその完成度の高さに驚かされるが、今作もそのクオリティの高さは健在。R&Bテイスト溢れるM1「One Life」M2「I Like it Like that」M7「everything」、ラテンフレーバーのM4「Born to be Free」、ライブで盛り上がりそうな心地よいミディアムチューンM11「BE WITH U」とシングル曲以外にも聞き応えある曲が余すことなく詰め込まれている。

 ボーナストラック入れて全12曲、時間にして約50分と、少々短めなのが残念だが、それでも彼女の魅力に衰えるところを知らないことを見せつけられる一枚に仕上がっている。気になったのは、これまでのアルバムでは最後の曲として壮大なバラードが収録されていて、それがアルバム引っさげてのツアーで聴かせどころになっていたが、今回はそうはなっていないところ。とはいえ、ライブ映えしそうな曲も多いし、是非このアルバムを引っさげてのツアーを期待したいところだ。その際には三重にも来てくれるといいな。

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