2011年12月18日日曜日

野球知識検定受験

 野球知識検定を受検してきた。

 会場の会議室に、受験者は200名ほどいたのではなかろうか。99%は男性。年代はかなりのご高齢の方から学生らしき若者まで様々。

 下の級を持ってないと、上位級を受験できないシステムということで、今回初めて受験する僕が挑戦したのは5・6級。問題は統一で、正答率に応じて級が認定される仕組みだ。

 以前にYahoo!インターネット検定の「ベースボールエキスパート」は何の事前準備も無く、最上位の1級を合格したので、今回も余裕かまして本番に臨んだが、これが意外と難しい。正答率70%で認定される6級は軽くクリアできていると思うが、90%の5級は危ないかも。次回受験する時は、しっかりと事前準備しよう。

 検定後はトークショー。ゲストは元阪急の長池と加藤英。ちなみに、両者ともステージ上で受験者と一緒に検定を受検。二人とも首をひねりながら回答していたのが印象的だった。

 トークショーの中味は、両者が築いた阪急黄金時代の話。西本監督とのエピソード。当時のエース山田久志氏の話。そして、あの伝説の日本シリーズでの上田監督の大抗議。長池氏は1975年に始まった指名打者制度で、初代の指名打者としてのベストナインに選出されているが、本人、その記憶は全く無いらしく、指名打者は面白く無かったとしきりに語ってた。

 その他、印象的な話をまとめておく。

 ・1971年の日本シリーズで山田が王に打たれた時、その前から打たれそうな雰囲気があった。守っていると、何となく雰囲気が分かる。
 ・1978年の日本シリーズの大杉の当たりは、ポールのはるか上を通り過ぎたので、3塁側の阪急のベンチからはフェアかファールか全然分からなかったし、ファーストを守ってた加藤英氏も分からなかった。レフト線審も分からなかったはず。当時の暗黙のルールとして、ポールのはるか上を飛んだ当たりでややこしい当たりはホームランとしていた(公式戦では、長池氏もそれでホームランにしてもらった当たりもあったとか)が、線審が「ポールを巻いた」という表現をしたため、もめた。

 長池氏は言葉がとても明快で、分かりやすく、面白く、惹き込まれていく話し方をされていた。一方、加藤英氏は何だか眠そうだし酔っ払っているんじゃないかと思えるほどの話し方だった。そこは、ちょっと残念。長池氏の講演なら、カネを払ってでも見に行きたいかも。

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