2012年1月22日日曜日

シネマレビュー 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」

 話題作のミッション:インポッシブル最新作。今回が4作目となるのだが、今回もスケールがケタ違い。ロシアのクレムリン、ドバイのブルジュ・ハリファ、ムンバイと、ここまでグローバルなスケールで映画を作るのだから、たいしたものである。

 もちろん、全編息つくヒマも無いほど、ギリギリのシーンの連続。ブルジュ・ハリファの壁をよじ登り、そして駆け下りるのだから、人間業ではない。最後のムンバイでの立体駐車場での攻防も凄まじかった。

 でも、言い方を変えれば、所詮は普通のアクション映画。新鮮味は無かったし、新たな発見も無かった。

 もちろん平均点以上の映画だと思うし、観る価値はあると思うが、いい意味で期待を裏切るようなプラスアルファ的なものは無い映画でもあった。

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