2012年3月31日土曜日

スリーアローズの選手のその後

 いよいよプロ野球が開幕したが、各地の独立リーグも続々と開幕している。そうなると、気になるのが、昨シーズン限りでチームが解散となった三重スリーアローズの選手のその後。解散時点で所属していた選手の行き先について、可能な範囲で調べたので、ここにまとめておく。

○投手
・洪成溶 : 06ブルズ
・村上 : 高知ファイティングドッグス
・糸川 : 群馬ダイヤモンドペガサス
・前川 : (不明)
・石原 : <引退>
・清水 : 群馬ダイヤモンドペガサス
・藤井 : (不明)
・本田 : <引退>
・末永 : <引退>
・野口 : NPO法人ルーキーズ コーチ

○捕手
・杉本 : 富山サンダーバーズ
・北園 : <引退>

○内野手
・桑島 : <引退>
・川咲 : 06ブルズ
・二口 : 06ブルズ
・宮田 : <引退>
・美濃 : 大和侍レッズ
・藤本 : (不明)
・金城 : 愛媛マンダリンパイレーツ

○外野手
・大松 : 群馬ダイヤモンドペガサス
・丹羽 : (不明)
・石田 : 06ブルズ
・北村 : 香川オリーブガイナーズ
・前田 : (不明)

 1,2番コンビでチームを引っ張っていた桑島・宮田が共に引退したのはファンとしては残念。カンドクで頑張っている選手も少なくないので、近いうちに応援に行ってみようかとも思う。

 現時点で不明の選手に関しても情報収集を継続し、分かり次第、更新していこうと思う。

2012年3月30日金曜日

今年は例年以上に面白くなりそうだ

 石川があわやノーヒットノーランなら、吉見はあわや完全試合。田中がまさかの炎上なら、斎藤佑がまさかの完投勝利。

 こんなに色んなことが起こる開幕戦は珍しい。やっぱり、開幕は12球団一斉がいいですね。

 今年は、例年以上に面白いシーズンになりそうな予感がする、そんな開幕戦。

2012年3月28日水曜日

夢であいましょう

 かなり近しい人で、仮にKさんとする。このKさん。1年半ほど前から少しややこしい病気にかかって、入退院を繰り返している。

 かなり近しい人なので、そこそこの頻度で僕の夢にも登場するのだが、入院後、程なくして夢に登場するKさんは、病気にかかった状態で出てくるようになった。

 数ヶ月ほど前より、病状は回復傾向にあるらしく、母からの電話でもその回復状況が伝わるようになってきた。すると、僕の夢に登場するKさんは、病気にかかる前の状態で出てくるようになった。回復後のKさんには、まだ会ってないのにもかかわらず。

 不思議。

 夢のメカニズムってどうなっているんでしょうね。

2012年3月26日月曜日

Office製品の代替品

 先般、パソコンを買い替えたのを契機に、Office製品についても見直すことにした。

 これまでどうしてたのかは、ゴニャゴニャな感じなのでスルーすることとして、まず最初に導入しようと思ったのが、フリーのオフィスソフトの代表格である「Open Office」。存在は以前より知っていたので抵抗なく使い始めてみたところ、Excel的存在のCalcは概ね使える感じだったが、問題はPowerPoint的な存在のImpress。これが良くない。書式が崩れまくりで、とても互換性がある代物ではないって感じ。

 次に、雑誌で見付けたのが「Libre Office」。これもフリーのソフトで、詳細は書かないが、成り立ちから言うとOpen Officeの後継的な存在とのこと。それなので、基本的にはOpen Officeと同じ。つまりはImpressのPowerPointとの互換性はあまりよろしくない。

 やはり、製品版のMicrosoft Officeを真面目に購入するしかないのかと思ってたところ、知り合いに教えてもらったのが「KINGSOFT Office」。こちらはフリーではないが、Microsoft Officeに比べれば、はるかに格安。30日間無料体験版があったので、試しに使ってみたところ、これがすこぶる良い。使いやすいし、Microsoft Officeとの互換性はほぼ100%完璧。早速、近いうちに製品版を買いに行かなきゃ。

2012年3月25日日曜日

オープン戦観戦記 ~DB梶谷に大注目~

 2012.3.25 オリックス×DeNA@京セラドーム大阪(オープン戦)
DB 100 010 000│2
Bs 000 030 00X│3

 新生DeNAベイスターズをどうしても見たくて、オープン戦に行ってきた。12球団のメガホンを集めている身として、どうしてもコレクションに加えておきたいアイテムをまずゲット。

 開幕直前ということもあってか、両チームとも中継ぎ投手の総チェック的な継投を見せたので、ある意味豪華でありながら、ある意味面白味の無い試合となってしまったが、圧倒的に光っていたのがDeNAの梶谷。

 プロ6年目と、決してキャリアが浅いわけではないが、一軍ではほぼ実績ゼロのこの選手。現在、売り出し中で、何と日本代表の渡辺直を押しのけて開幕スタメンが確実視されているのがこの選手だが、この日も3打数2安打の活躍。特に特長をいかんなく発揮したのが初回で、四球で出塁すると、あっという間に二盗・三盗を決め、ワイルドピッチで生還。いつもこんなにうまくいくとは思えないが、それでも一人でノーヒットで1点をもぎ取る力は魅力的だ。なお、これ以外にももう一つ盗塁を決めたので、この日は3盗塁。この勢いを1年間継続するのは難しいとは思うが、期待したい選手だ。

 ところで、外野フェンスの色を塗り替えたのか、ドーム内の印象が随分と変わった。

 ちなみにこの日の継投は以下の通り。
DB:ブランドン-菊地-篠原-藤江-加賀-林-山口
Bs:フィガロ-高橋秀-吉野-香月-ミンチェ-平野-岸田

 李大浩の応援歌は李承燁の流用。DeNAの応援歌は横浜時代から変更してなかった。大洋から横浜に変わった時は応援歌も一新したのに。

2012年3月24日土曜日

セ・リーグ順位予想 2012年版

1位:読売ジャイアンツ
2位:東京ヤクルトスワローズ
3位:広島東洋カープ
4位:阪神タイガース
5位:横浜DeNAベイスターズ
6位:中日ドラゴンズ

 セ・リーグはこんな感じ。パ・リーグも含めて、今年は昨シーズンほどは投高打低にはならないと思うが、果たして。

 優勝はもちろんジャイアンツ。ファンなので、この位置に予想するのが定位置なのだが、正直なところ不安。もちろん戦力だけを見るとぶっちぎりで優勝しそうな名前が揃っているが、大型補強した年は得てしてうまくいかないのがこのチーム。ただ、今年選手が入れ替わるサード(日替わり→村田)とレフト(ラミレス→ボウカー)に関しては、昨シーズンと比べて守備力はアップするのが好材料だろう。

 2位はスワローズ。昨シーズンの躍進はフロックではない。石川・館山のWエースに加え、由規・村中の若き先発の柱。それに赤川が加わり、魅力たっぷりの先発投手陣が形成された。青木の穴は決して小さくないが、上田が良さそうだし、ダメでも飯原のようなバックアップが居る。

 3位はカープ。昨シーズンのヤクルトのような雰囲気がある。前田健・バリントン・福井に加え、ルーキー野村祐がいい。東出・梵・廣瀬・栗原が、けがなくほぼフル出場することが条件だが、Aクラス入りは充分狙える。

 4位はタイガース。先発投手陣は比較的安定感があるが、大砲だらけの打線は守備が不安定で、巨大戦力を使いこなせなかった頃のジャイアンツに似ている。ファースト・城島、レフト・ブラゼルでシーズンを戦えるのか。

 5位はベイスターズ。日本代表の渡辺直が開幕スタメン落ちの危機になるほど、打線に厚みが出てきた。けがでの出遅れは心配されるもののラミレス・筒香の主砲コンビは魅力充分だし、牛田・山口は後ろ2枚という意味では、12球団でも随一の存在。先発が実績の無い国吉頼みというのはちょっと頼りないが、それでも期待感はある。

 6位はドラゴンズ。このチーム、予想が本当に難しい。もちろん昨シーズンの優勝チームであり、大幅な戦力ダウンは無いのだから、普通に戦えばある程度の成績は残すはず。しかしながら、主力は一様に年齢による衰えが見え隠れするし、どうしても気になるのが落合というあまりにも大きな存在を失ったこと。影響が無いとは思えない。

2012年3月23日金曜日

パ・リーグ順位予想 2012年版

1位:埼玉西部ライオンズ
2位:北海道日本ハムファイターズ
3位:オリックスバファローズ
4位:福岡ソフトバンクホークス
5位:東北楽天ゴールデンイーグルス
6位:千葉ロッテマリーンズ

 何年やってもちっとも当たらない順位予想。今年こそ12球団的中を祈りつつ全身全霊をかけて予想する。

 優勝はライオンズ。といっても、今年のパ・リーグは消去法。どのチームも決め手が無さそうだが、その中でも戦力が整っているライオンズが一歩抜け出すか。スキがあるとすれば、新外国人頼みのリリーフ陣と、中島が残ってしまったことにより浅村がブレイクし損ねてしまう点か。

 2位はファイターズ。絶対的エースダルビッシュが抜けた穴はあまりにも大きいし、栗山新監督に不安は残るものの、戦い方を知っているチームなので大崩れはしなさそう。スレッジが出戻り、打線に厚みが増したので、統一球を物ともせず打ち勝つ野球を見せてくれそう。

 3位はバファローズ。2004年の一件以降、このチームは嫌いなのであまり上の順位に予想したくないが、パ・リーグ6球団で、唯一、昨シーズンと比較して戦力がアップしている印象。ミンチェ・平野・岸田の後ろ3枚は脅威だ。

 4位はホークス。ホールトンはともかく、杉内・和田のWエースと川崎がチームを離れたのはあまりにも痛い。そこに痛恨の一撃として加えられた馬原の今季ほぼ絶望。さすがに4位が限界か。

 5位はイーグルス。今や日本プロ野球界のエースとなった田中。守備だけなら12球団で圧倒的にNo.1の鉄平・聖澤・牧田の外野守備陣。しかしそこまで。選手層も薄く、苦しい一年になりそう。

 6位はマリーンズ。昨シーズン、中村一人分にも満たなかったチームホームラン数。そこに改善は見られず、今年も貧打に泣きそう。成瀬・唐川の左右のエースは安定感抜群なだけに、もう少し打てれば浮上もあるかも。

2012年3月21日水曜日

Mai Kuraki Live Tour 2012 ~OVER THE RAINBOW~@グランキューブ大阪

 約1年ぶりの倉木麻衣のライブ。フェス系を除く単独ライブだと、多分、行っている回数が一番多いのが倉木麻衣だと思う。ファンであることはもちろんだが、彼女のライブには何度も行きたくなる魅力があるからだ。そして、今回もその魅力を存分に堪能できたライブだった。

 今回のライブは、ほぼ完全二部構成。前半は、バラード尽くしで且つ謎のシングル祭り。そして後半は怒涛の如く強力なアッパーチューンが畳み掛けられ、圧倒されっ放しの時間。

 特に「Growing of my heart」「PUZZLE」「FUTURE KISS」「一秒ごとに Love for you」と続く最後のパートは、久しぶりに我を忘れるほどの興奮を覚えた。このセットリストをライブハウスで聴いたら完全燃焼できそう。更に「Growing of my heart」はもともと好きな曲だったけど、今回のライブで聴いたことによって、ますます好きになった。倉木麻衣のナンバーの中でもベスト・オブ・ベストと言っても言い過ぎではない。

 本編ラストの「BE WITH U」で、本人だけが手の振りを逆にしていたのはご愛嬌なら、途中で気付いて元に戻したのもご愛嬌。こういうハプニングもライブの醍醐味。

 アンコールはお馴染みの「Love, Day After Tomorrow」「always」という定番のセットリスト。「Love, Day After Tomorrow」はライブでもCDでも何度も聴いているはずなのに、聴けば聴くほど「L.O.V.E.」のフレーズが至るところに潜んでいることに気付かされる。実に作り込まれている楽曲だ。

 そして最後は「さよならは まだ言わないで」で終了。締めくくりにピッタリのナンバーなので、今後、ライブの定番になっていくか。

 前半はじっくり曲を聴かせ、後半はノリノリに体を動かして楽しむ。メリハリがあり、倉木麻衣の魅力を余すところなく存分に感じることができたライブでもあり、とにかく楽しかった。中盤の「Born to be free」「ラララ*ラ」あたりでは、意外にキレキレのダンスも披露したり、そんな新境地も見ることができた。ただ、ちょっと音響がイマイチで、ギターが妙に主張しすぎな感じになっていたのは残念でもあった。

 最後にセットリストをご紹介。

M01.Strong Heart
M02.NEVER GONNA GIVE YOU UP
M03.Your Best Friend
M04.1000万回のキス
M05.sound of rain
M06.もう一度
M07.明日へ架ける橋
M08.Tomorrow is the last Time
M09.Sun will shine on u
M10.Love one another
M11.Brave your heart feat.アレックス・ルー
M12.Stay the same
M13.chance for you
M14.Born to be free
M15.ラララ*ラ
M16.another day*another world
M17.Growing of my heart
M18.PUZZLE
M19.FUTURE KISS
M20.一秒ごとに Love for you
M21.BE WITH U

 ~アンコール~

EN1.step by step
EN2.Love, Day After Tomorrow
EN3.always
EN4.さよならは まだ言わないで

2012年3月19日月曜日

日生カキオコと姫路城と姫路おでん

 週末、岡山県備前市の日生(ひなせ)地区に「カキオコ」を食べに行ってきた。文字通り(?)、カキ入りのお好み焼きで友人に誘われて行ったわけだが、この友人は基本的には粉物系をあまり好まない人なので、その人が敢えて僕を誘ってまで行きたがるのだから、余程凄いのだろう。僕自身は今回初めて知ったのだが、B級グルメとしてそれなりに有名らしい。

 今回は飲酒前提なので、珍しく電車で行動。姫路から在来線を乗り継いで1時間弱で日生駅に到着。

 お店の紹介の前に、まずはカキオコ自体の紹介を。

 「日生かきお好み焼きHP

 行列ができていたお店もあったが、敢えて並ぶほどでもないと思い、空いているお店をチョイス。それでもこんな立派なカキオコが出てくる。

 写真で見るより、実物は大きい。そして入っているカキの量が半端ではないので、とにかく凄いボリューム。もちろん旨い。旨いというよりもとにかく贅沢という方が適切か。何にしろ味わったことのないような不思議な組み合わせだった。B級といってしまえばそれまでだが、何とも贅沢なB級である。

 これだけで帰るのももったいないので、世界遺産でもあり、キン肉マンチームとゼブラチームの死闘の場でもある国宝姫路城に立ち寄ることに。

 ん?

 あれ?

 どうやら、5年にも渡って行われている大改装の最中とのこと。ちなみに城は外枠から透けているのではなく、外枠に描いてある。まさかの大空振りだったが、代わりに工事用の枠組みが見学コースになっていて、工事の様子を見ることができた。

 これはこれで、今しか見ることの出来ない風景だから、ある意味一見の価値はあるかも。

 せっかくの姫路散策だったので、こちらも姫路名物となっている「姫路おでん」を食べてみた。

 店内、暗かったのでちょっとピンボケだがお許しいただくとして。

 生姜醤油で食べるのが姫路おでん流。名古屋人としてはおでんは味噌おでんじゃないとしっくりこないのだが、これはこれで良かった。生姜の風味がかなり効いてて、寒い日には体の芯から温まるかもしれない。

2012年3月17日土曜日

休眠口座とネットバンキング

 少し前からニュースでも色々と取り上げられている休眠口座。僕自身もけっこう持ってそうな気がしたので、調べてみた。

 メインバンクは当然旧東海銀行、現三菱東京UFJ銀行。名古屋人としては当然の選択。これに加えて、旧郵便局、現ゆうちょ銀行が日常的に運用している口座である。

 この2つの口座に加えて、学生時代のとある事情により作らざるを得なくなった愛知銀行、入社直後のどさくさで知らん間に作らされていたろうきん、友人の関係で作った百五銀行の、3つの口座があることが確認でき、いわばこれらが休眠口座的な感じだ。10年以上の取引が無い口座を休眠口座と言うらしいので、開設して10年も経ってない百五銀行は厳密にはそれにあたらないが、いずれにせよ、この3つの口座は、ほとんど通帳もつけたことがないので、実質的には完全に休眠口座。っていうか、そもそも残高がどれぐらいなのかも分からん。

 さすがにこのまま放ったらかしなのもいかんが、愛知銀行と百五銀行は、関西に住む身としては扱いづらいので、ネットバンキングを利用できるように手続きしようと思い立ったのだが、これがまた面倒で、まずは現住所に住所変更する必要がありそう。そのためには平日に窓口に行く必要があるということで、何ともかんともって感じだが、せっかくここまで思い立ったので、ネットバンキングの手続き完了まで、突き進みたいと思う。っていうか、それ以前にまずは残高の確認かな。

2012年3月12日月曜日

CDレビュー HY「PARADE」

 HY待望のニューアルバムは、とにかくライブを意識した作りという印象。

 M1「ガジュマルビート」のぶっ飛びナンバーから始まり、M2「カチャーシーエヴリデイ」は彼らの原点とも言えるミクスチャーバンドスタイル全開のアッパーチューン。このあたりのナンバーでは、ライブで盛り上がらないわけがない。

 更にM5「卒業」やM11「南風」では、ファンと一緒に歌えるパートが用意されていて、いつもファンと近い存在であり続けるHYならではの曲に仕上がっている印象。この「ファンとの近さ」は、HYのライブに一度でも足を運んだことのある人なら、きっと感じているはず。

 自身主催の「SKY Fes」により、ファンとの距離を更に縮めたHYが、今後どのような活動をしていくのか。目が離せない。

2012年3月11日日曜日

プロ野球観戦記 ~伝統のオープン戦~

 2012.3.11 阪神×巨人@阪神甲子園球場(オープン戦)
G 002 000 000│2
T 000 100 001│2

 今年最初の野球観戦は伝統の一戦。公式戦では絶対にチケット入手不可能な、ドル箱カードである。オープン戦だからこそ観戦可能ということで、寒風吹き荒ぶ極寒の中、ウィンドブレイカー的なものを着込んで、決死の覚悟で行ってきた(大げさ)。

 甲子園で、ジャイアンツのユニフォームを見ることができるとは感動もの。ちなみに、スタメンはこんな感じ。

 前日に東京で試合を行った日本代表のメンバーは、新井が途中で代打出場したぐらいで、他は全員お休み。それでも何と言っても伝統の一戦。阪神ファンは、早くも本番モードである。

 と、気分は盛り上がる一方だが、肝心の試合は、気温と同じくかなりお寒い内容。

 巨人は3回こそ、高橋由、矢野の連打で塁を埋めると、藤村が送り、寺内が返すという絶妙なリズムの攻撃を見せたが、この回を除くと、8イニングで僅か1安打という体たらく。9回はこのまま逃げ切るかと思ったら、矢野の拙い守備でピンチを作ると、上本にあっさりスクイズを決められ同点。

 しかし阪神も阪神で、スクイズが野選を誘い、1死2塁というサヨナラのチャンスを演出するも後続が続かずゲームセット。何とも締まらない試合となってしまった。

 巨人で光ったのは、7,8回をリズム良く片付けた高木康。去年はとにかく打たれてるか歩かせてる印象しか残ってないので、今日のピッチングには驚いた。ただ、今日のような極寒の条件でのピッチングは、今後の参考になるのかどうかは謎。

 途中、みぞれ交じりの小雨も降り、どうなることかと思ったが、甲子園球場で伝統の一戦(伝統のオープン戦?)を観れたというだけでも、充分に価値のあった今年最初の野球観戦だった。

 最後に、甲子園名物のジェット風船を。

2012年3月10日土曜日

再編以降のプロ野球を振り返る

 セ・リーグの予告先発導入により、またおかしな方向に舵を切ってしまったNPB。そこで、2004年の再編以降に行われた大きな制度変更・新たな取り組み等を、10大ニュースとしてピックアップして、振り返ってみたい。記憶の範囲内でピックアップするので、大事なニュースを忘れている可能性もあるが、そこんとこはご容赦頂くということで。

1)プレーオフ(クライマックスシリーズ)
 2004シーズンからなので、厳密には再編前に決まっていたことだが、敢えて取り上げる。これはこのブログでも何度も取り上げているので、今更改めて論じることでもないが、ペナントレースの死闘を無意味なものにする制度であり、すぐにでも廃止すべき制度。ただ、選手が短期決戦の経験を積むことにより、WBC等の短期の国際試合での勝負強さに繋がったのであれば、一定の効果はあるのかも。

2)セ・パ交流戦
 オールスターや日本シリーズでの新鮮さや駆け引きという楽しみを奪ったので、これも基本的には反対。かつてと比べて選手の移籍も活発になってきているので、新鮮は対戦は充分にファンに提供できている。それでもどうしても継続するのであれば、隔年か数年に一度にするべきだと思う。

3)アジアシリーズ
 国際試合が増えるので、大賛成。ただ、各チームの取組姿勢が問題。日本シリーズより更に一段階名誉ある試合ととらえ、フルメンバーで挑むべきだし、それだけのモチベーションが保てるよう、NPBとしても何かしらの施策を考えるべき。

4)育成枠
 新たな才能の発掘の場としてしっかり機能しており大賛成。ただ、近年は藤田、菊地原、脇谷のようにリハビリの場として球団が悪用するようになってきているので、制度の見直しは必要な時期に来ているのかも知れない。

5)WBC
 世界No.1を決める場ができたという意味では、大賛成。運営面で色々と課題はあるようだが、続けることに意味があるので、2013年ももちろん参加しつつ、徐々に課題は解決していけばいいと思う。

6)逆指名制度の廃止
 戦力の均衡という本来の目的に沿った形に戻ったのだからこれは大賛成。昨年の菅野の例もあるが、たまたま菅野だから目立ったのであって、これまでも下位指名を不服として入団拒否した例はあった。強行指名や入団拒否、それもドラフト。何ら問題視することではない。

7)ビデオ判定
 野球は審判が裁くスポーツ。なので、これには大反対。ただ、長時間の抗議を抑止し、試合のスピードアップ化に貢献できているのだとすれば、真っ向から否定しきれないような気もする。

8)統一球
 これに関しては否定する理由はどこにも無い。大賛成。昨シーズンは極端に投高打低になったが、むしろこれが本来の野球の姿。

9)3時間半ルール
 日本の電力事情を考慮して導入されたルールだが、電力需要のピークは平日昼間帯であり、基本的にプロ野球の試合は行われていない時間帯。なので、全く意味を成してない。そもそもスポーツである以上、勝敗をつけるべきであり、引き分けは無くす方向で考えるべき。日本だと交通事情もあって簡単にはいかないが、本来なら時間・イニング数無制限にすべきだろう。

10)セ・リーグ予告先発
 前回も書いたとおり、先発投手をめぐる駆け引きはプロ野球の醍醐味の一つであり、これは大反対。ただ、これにより先発投手の調整に関する負担が軽減され、結果的にプレイの質が上がるのであれば、良い制度ってことも言えるかも。

2012年3月9日金曜日

セ・リーグの予告先発決定

 ついに、セ・リーグでも予告先発が導入されることが決まった。ファンは誰もこんな愚策を望んでいないのは周知の事実。それでも強行に制度を導入してしまうのだから、呆れてモノも言えない。

 そうは言っても、プロ野球ファンを辞めるわけにもいかない。何とか良いところを見付けようと色んな記事を見てたら、こんな趣旨の記事があった。

 要約すると、先発投手としては予告先発はありがたい。これまでは相手チームを欺くため、ダミーの調整をすることもあったが、今後はそれが無くなるので、負担が軽減されるとのこと。

 パ・リーグで1994年に予告先発が導入されて以降、伊良部、松坂、斉藤和、ダルビッシュ、田中と、NPBの絶対的エースは常にパ・リーグのチームに居た(斎藤雅、上原、井川も居たけど)。仮に、本当に予告先発により負担が少なくなり、プレイの質が上がったとして、中日吉見、ヤクルト由規、巨人澤村、阪神岩田、広島前田健、DeNA国吉あたりが更に一回りレベルアップして、これら投手に匹敵するようなNPBの絶対的エースになったとしたら、予告先発の恩恵も少なからずあると思わざるを得ないし、制度自体も認めざるを得ないと思う。

 先発投手をめぐる駆け引きという野球の大きな醍醐味を一つ失ってしまうが、その代わりに何人ものスーパーエースが誕生することになるのだから。

2012年3月7日水曜日

予期せぬ大役

 本来業務とは関係の無いところで、そこそこ責任のある大役を仰せつかった。これまでに経験したことの無い分野ということもあり、ちょっぴり戸惑い気味。

 僕に、まともに務まるとはとても思えないが、受けたからには一生懸命取り組むしかないし、それでおかしなことになっても、僕を使った方が悪いぐらいの、いわゆるプロ野球選手的な考え方をもって、やってみるしかないのだろう。

 ということで、状況次第では、4月に東京出張です。あと1ヶ月遅ければ、スカイツリー行けたのにな。

2012年3月6日火曜日

打合せとお菓子のセンス

 本日、夕方から長時間の打合せ。内容的に集中力を持続させるのが難しそうな打合せだったので、気分転換用という意味合いも込めて、事前にお菓子を購入。時間になり、いざ打合せがスタート。

 打合せは予想していたとおり淡々と進むのだが、何故か誰もこのお菓子に手を付けない。想定通り、みな集中力を持続させるのに苦労しているし、時間的にも小腹がすいてきてもおかしくない時間帯なのに、それでも誰もお菓子に手を付けない。

 そんなに僕のチョイスにセンスが無かったですか?まずまず一般ウケしそうなものを買ったつもりだったのに。これはちょっと落ち込むなあ。

 ちなみに、明日も同等の打合せが開催予定。明日はリベンジしたいかも。

2012年3月4日日曜日

ブランシュたかやまスキーリゾート 2012

 今シーズンの滑り納めは「ブランシュたかやまスキーリゾート」。スキーヤー専用のスキーヤーズパラダイスだ。

 とりあえず写真を1枚。

 やはり、スキーヤー専用のゲレンデは最高。安心して滑れるし、スキーヤーは(多少の偏見もあるかとは思うが)ゲレンデ内外問わずマナーが良いので、不快な思いをすることも全く無い。前日に雨が降ったらしく、特に午前中は氷の上を滑っている感じで、コンディションとしてはお世辞にもほめられた状態ではなかったが、それでも心から楽しめた。

 コース数はさほど多くはないが、キッカーもあれば、「なんちゃってクロス」という名のクロスの真似事ができるコースもあり、バリエーションに富んでいる。そのなんちゃってクロスを通過する「ロマンチックコース」は、距離もまずまずあって、オススメのコースだ。

 そのほか、「スラロームコース」は多少の斜度はあるものの、一切のスケーティングなく滑走を楽しめるので、ストレスを感じることがなく、こちらもオススメのコース。コブ斜面もかなりのロングコースが用意されていて楽しそうだったが、はこの日は硬すぎる雪質のため、1回だけで断念した。

 ということで今シーズンのスキーは終了。来シーズンは、コブ斜面の完全克服に挑戦したいところだが。

2012年3月1日木曜日

しゃべってコンシェル

 ドコモがスマートフォン向けにかなり興味深いアプリを提供開始した。

 「しゃべってコンシェル

 詳しくはリンク先を読んでもらいたいが、要するに普通に会話する感覚でスマートフォンに話しかけると、その回答をしてくれるというものだ。試しにインストールして「明日の天気は?」って訊いてみたら、周辺の天気予報を表示してくれた。

 もちろん認識してくれる言葉は有限だし、そもそもアプリが重いせいなのかすぐフリーズして端末の再起動が必要になったりするが、そういうのを差し引いてもこれは凄いと思う。

 機械が人間の言葉を人間と同じように理解して、しゃべった意図を汲み取って、その答えを出す。そんなに遠くない将来に、そういったことが実現されるのではないかと思わされたアプリだった。そんな将来のことよりも、まずは今後のバージョンアップにも期待したいところだ。