2012年5月12日土曜日

CDレビュー Mr.Children「2001-2005 micro」「2005-2010 macro」

 Mr.Children20周年を記念したベスト盤。2001年以降の10年間を2枚のアルバムに詰め込んだ形だが、文字通りベストな内容で、全てが大ヒット曲。いや、全てが彼らの代表曲と言っても過言ではない驚異的な内容。

 「ファスナー」や「PADDLE」など、ベストに入れて欲しかった曲が幾つか漏れているが、収録時間には限界があるし、限られた曲に絞っているからこそ、ベスト・オブ・ベストなアルバムに仕上がる。

 とにかくどの曲もが代表曲。イントロが流れた瞬間、曲が分かってワクワクするし、その時代の情景が頭に浮かぶ。日本を代表するモンスターバンドのモンスターアルバムは、入手しない理由が見当たらない。

 これ以上、僕の拙い文章で紹介しても到底魅力を伝えきれないので、収録曲を紹介。曲のリストを書いているだけでもワクワクしてくるし、このアルバムの魅力を伝えるのに、これ以上のものは必要ない。

・Mr.Children 2001-2005 <micro>
01.優しい歌
02.youthful days
03.君が好き
04.蘇生
05.Drawing
06.いつでも微笑みを
07.Any
08.HERO
09.タガタメ
10.掌
11.くるみ
12.Sign
13.and I love you
14.未来
15.ランニングハイ

・Mr.Children 2005-2010 <macro>
01.Worlds end
02.僕らの音
03.箒星
04.しるし
05.フェイク
06.彩り
07.旅立ちの唄
08.GIFT
09.HANABI
10.花の匂い
11.エソラ
12.fanfare
13.擬態
14.365日

 全曲デジタルリマスタリング処理を施しており、また、コアなファンとしては「overture」と切り離された「蘇生」が一番の聴きどころ。なお、ライブでの本人の発言によると、ジャケットの写真は人間の一番小さな細胞(micro)と一番大きな細胞(macro)らしい。それが何なのかはどうぞお調べあれ。

 ちなみに、デジタルリマスタリングとは、もともとの音源を最新のデジタル技術によりデジタル化し直すこと。再録音等はしないので、オリジナルのアレンジのままというのもファンにとっては嬉しい。

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