2012年7月21日土曜日

WBC不参加へ選手会が決議

 プロ野球選手会は、来年に開催予定の第3回WBCに参加しないことで決議したことを発表した。ニュース記事はこちら。

 「WBC不参加 選手会「苦渋の決断」」(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 NPBとしての決定ではなく、あくまでも選手会としての決定なので、まだ最終決定ではなく、今後も交渉の余地は残されているが、これで参加しない可能性が本格的に高まってきたことは間違いない。

 以前に「WBC問題」でも書いたとおり、僕はこの交渉の方向性は間違っていないと思うが、だからといってボイコットするのは、ちょっと違うと思う。サッカーのワールドカップと違って、所詮はまだ3回目を迎えるに過ぎない、歴史の浅い大会。運営しながら少しずつ制度を改定していけばいいのでは?

 逆に、今回ボイコットすることにより、第4回以降、運営側から声が掛からなくなる可能性だってあるだろう。1回限りの不参加ではなく、今後二度と参加できない、つまり、日本の野球がますます国際化から離れていくことだって、大いに考えられる。そこまでの覚悟を持っての今回の選手会の決断だったのだろうか。

2 件のコメント:

  1. サッカーでのFIFAのような国際組織がないから...

    世界大会と銘打つ割にはアメリカに有利なトーナメント方式にしたり、審判を2軍レベルの自国の審判を使ったりと常識を疑うことをやってのけたのがMLBなので、野球の普及などではなく、MLBの収入アップを第一目的としているとみなすべきでしょう。

    運営しながら…なんていっているから、日本は弱腰だとなめられているのでしょう。ボイコットもやむなしかと。



    もっと言うと、国際化というのなら、NPBと、国際ルールの解釈や使用球の統一をまず行うべきかと思います。

    ��アメリカは自分勝手にルールを変更するのでほっといてもいいでしょう)

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  2. >hiroshiさま

     なかなか強硬なご意見ですねぇ。。。

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