今年のオールスターで、第1戦に初打席初ホームランを先頭打者ホームランで飾ると、第3戦では先制の3ランでMVPをかっさらった陽岱鋼。一躍全国区の選手に躍り出た。
陽岱鋼と言えば、強打の内野手として2005年のドラフトで2球団から1位指名を受け、競合の結果、日本ハムファイターズに入団。当時は名前が陽仲壽だった。
以降、ファームでは結果を残すも、一軍では力を発揮できてなかったが、2009年のオフに陽岱鋼と改名すると頭角を現し、2011年にはライトとしてレギュラーに定着。規定打席にも初めて到達した。ただ、プレースタイルとしては当初期待されていたパワーヒッターではなく、シュアな打撃と脚力が魅力の、いわゆる強肩巧打の外野手といったところである。
そこで今回の球宴での大爆発。プロ通算15ホーマーの選手が、大舞台で2発放ったのだが、これがきっかけとなり長打力に目覚め、糸井のようないわゆる5ツールプレイヤーの域に達するのか、はたまたこの2発でバッティングを崩し不振に陥るのか、又は、これまで通りのプレースタイルを保持するのか。この点には是非とも注目したいし、プロ野球ファンとしては一気に才能を開花させることを期待したい。球宴は選手を大きく成長させるそんな大舞台であって欲しいからだ。
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