2001年に初めて大阪勤務になってから十余年。一度は行ってみたいと思っていたPL花火芸術。それがついに実現した。
ひょんなことから、かつての上司のご自宅に招かれて見ることになったのだが、かなり楽しい夜となったが、本来の目的を達成したかと問われるとかなりのギモンが。
到着したのが花火が始まる1時間ほど前だったので、まずは酒盛り開始。それなりにほろ酔いになった頃に花火の爆音が響き始める。
いよいよかと思ったら、ご主人曰く、見所は最後のほうだから、まだ行く必要が無いと言う。
いやいやいやいや、一番の見所はそうかも知れんけど、花火を見たくて来てるんだから、最初から見せて下さいよ。
そんなことは言えるはずも無く、酒盛りは続く。
クライマックス近くになって、ようやく花火が見える公園に移動。しかし、さんざん酒盛りした後なので、記憶も飛びがちになっていて、しかも到着するや否やクライマックス突入。
確かに、クライマックスは凄かった。噂で、辺りがまるで昼間のように明るくなると聞いていたが、大袈裟ではなく本当にそれぐらいに凄かった。あれは忘れられない。一生モノの感動。
そこをちょっとだけ見てすぐに上司邸に戻る。曰く、花火直後は電車が混むから、少し時間をずらした方がいい。
酒盛り継続。これで完全ノックアウト。お子さんが作ってくれたタコ焼きも美味しくて堪能させてもらったし、楽しくおしゃべりもさせてもらったが、久しぶりに楽しく飲んだことが逆にアダとなって完全に酔ってしまった。記憶も曖昧。
で、帰宅。言われたとおり、少し時間をずらしたこともあって電車はガラ空き。何と、座れるほど。
大阪に来てから、お酒を飲む機会は激減したため、楽しく酒を飲むという意味からは、満足度がかなり高い夜になったものの、PL花火芸術を楽しむという意味ではかなりビミョウな感じになってしまったが、今回、地元住民しか知らない隠れたPL花火観戦スポットを知ることができたので、来年はこっそりとここに観に来ようかな。さすがにそれは、今回お世話になった元上司に対して失礼過ぎるか。