振り返ってみると、Mr.Childrenのライブは約3年ぶり。そんなに行ってなかったのか。そんな久しぶりのライブは、アルバムツアーではあるものの、まるでこれが解散ライブなのではないかと思うほど、とてつもないセットリストのライブだった。
かのように感じられるほど、満足感の高いライブだったし、次から次へと繰り出される代表曲クラスのナンバーに興奮が止まらなかったが、改めてセットリストを並べてみると、所詮はアルバムツアーのそれ。このセットリストであの興奮を呼び起こさせるとは、やっぱりMr.Childrenはスケールが違う。
ということでセットリスト。
M01.未完
M02.擬態
M03.ニシエヒガシエ
M04.光の射す方へ
M05.CHILDREN'S WORLD
M06.運命
M07.FIGHT CLUB
M08.斜陽
M09.I Can Make It
M10.忘れ得ぬ人
M11.and I love you
M12.タガタメ
M13.蜘蛛の糸
M14.REM
M15.WALTZ
M16.フェイク
M17.ALIVE
M18.進化論
M19.終わりなき旅
M20.幻聴
M21.足音
EN1.I wanna be there
EN2.蘇生
EN3.fantasy
EN4.Tomorrow never knows
EN5.innocent world
EN6.Starting Over
ライブは17時スタート。アリーナ席はスタンドの影が伸びたおかげで涼しい環境になったが、スタンド席の一部は夕日の直射日光を浴びる過酷な条件でのスタート。ちなみに、僕はスタンド席のステージとは正反対のあたりの若干上手側。まるで計算されたかのように、ライブ開始のタイミングで影がかかった。
いきなりフルスロットルの曲構成。「擬態」は大好きな曲だったので、もう少し場が温まったタイミングで聞きたかったかも。ここからM04まで怒涛の大ヒットナンバーが続く。
M10~12はセンターステージでのバラードセクション。ここではスタンド席中心に着席して聴く人が多い。MCが少な目の彼らのライブだが、ここで仏教の一説ににまつわる話をしたのは印象的だった。ちなみに、この話。このセッションで、「タガタメ」をやったのだが、このメッセージ性の強いナンバーをライブで聴ける日が来るとは思ってなかったので、感動的だった。
M16でライブ定番曲の「フェイク」をやったかと思えば、M17では懐かしい「ALIVE」。予想外の選曲。
M19では「終わりなき旅」。歌詞がスクリーンに映し出され、観客全体で歌う演出。人気の曲と言うこともあり、歌声が凄い。そのためか、熱気も凄く、風が吹いても、早い時間帯は涼しかったのだが、この時間帯では逆に熱風のようで熱い。でも、その熱さはふと気を抜いた時には感じるのだが、ライブに気持ちが入り込んでいる時には全く感じない。
本編の最後は「足音」だが、その後のアンコールのラインナップが凄すぎた。「蘇生」は、全く予想していなかったので、この日一番の驚きだった。彼らの楽曲の中でも個人的にトップクラスに大好きな曲なので、興奮も大爆発。
そして、「Tomorrow never knows」のイントロ。このイントロが流れた瞬間の歓声が、この日のライブ会場での歓声の中で一番大きかったのではなかろうか。それだけファンでも予想が出来ず、そしてファンが大好きな曲である証だ。
ということで、3時間半強に及ぶライブは終了。MCが少なく、曲数も一般的なライブをあまり変わらないのに、時間がかなり長いのは、彼らのライブというか、彼らの楽曲の特徴でもある。でも、その長さを一切感じさせないし、むしろあっという間の3時間半だったことは言うまでも無い。
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