2015年9月5日土曜日

野球観戦記 ~同じ高校野球なのに長い試合時間~

 2015.9.5 U-18ワールドカップ 日本×キューバ@阪神甲子園球場
CUB 000 000 000│0
JPN 203 011 20X│9

 清宮はもちろんのこと、オコエや小笠原と、スター選手の多い今年の高校3年生。そんなスター選手を一気に観ることができるということで、U-18ワールドカップが開催されている甲子園球場に行ってきた。

 決勝トーナメント進出を決めている日本は、明日の決勝に備えて、投手陣は温存。5投手が最大でも2イニングしか投げずに継投する展開になったのだが、このおかげで、ドラフト1位候補の小笠原と高橋純を見ることができた。これはラッキー。

 その投手陣がキューバ打線を6回までは2塁さえ踏ませない好投。打つ方は残念ながらオコエは欠場で、清宮もあまり活躍できなかったが、どの選手もシュアなバッティングを見せ、確実に得点を積み重ね、終わってみれば9-0の圧勝。初の優勝も夢じゃない。

 個人的にショックだったのは、初回の清宮のプレー。1死1,2塁で三振したのだが、キャッチャーが後逸。この場面では振り逃げは成立しないのだが、その瞬間、そのことに気付かず、清宮が一塁に走らなかった理由が、しばらくの間、理解出来なかった。野球のルールを熟知しているはずなのに、この時に瞬時に判断できなかったことはとても悔しい。

 この試合時間は手元の時計で、2時間41分。高校野球はだいたい2時間ぐらいで終わるので、高校生の野球にしては長い。プロ野球なみの試合時間である。試合を観てて感じたのは、まず、イニングの間隔がやたらと長い。選手が守備位置についているのに球審が何故かプレーをかけない。これが試合時間が長くなった一つの要因。

 もう一つは、キューバのピッチャーの投球間隔がやたらと長い。高校野球ファンなら気付いていると思うが、プロ野球に比べて高校野球の投球間隔はとっても短い。だからこその2時間程度の試合時間だと思うのだが、キューバの投手の投球間隔はプロ野球なみだった。ちゃんとストップウォッチを持って計ればよかったかな。

 最後に気になった選手というか、目立ったのが、キューバの3番手のピッチャーのセラノ選手。とにかくでかい。年齢的に2017年は無理でも、2021年のWBCあたりに出てきて、日本を苦しめるかも。

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