2015年9月29日火曜日

プロ野球観戦記 ~完封は爽快~

 2015.9.28 阪神×巨人@阪神甲子園球場
G 000 000 000│0
T 200 000 000│2

 1ヶ月ぐらい前だったと思うが、阪神ファンの友人と飲んだ時に、追加日程のこの試合のチケット発売日の直前で、その頃はこの試合が首位攻防の天王山になることを信じて疑ってなかったので、意気揚々とチケットゲットしたこの試合。結果的には首の皮一枚で繋がっていた優勝への望みを、完全に絶たれた試合となってしまった。なお、飲みながらの観戦だったので、詳細は記憶の彼方。

 先発はポレダと藤浪。両投手とも立ち上がりは不安定だったが、チャンスで長野があっさり三振に打ち取られた巨人に対して、阪神はマートンのタイムリーと岡本の拙い守備で先制。この時点で、少し嫌な予感はしてたが、結果的にこれが全てだった。

 巨人は2回以降も何回かピンチは迎えたが、その度に打席に立つのは藤浪ということで、巡り会わせが良かった。一方で、7回以降は巨人は猛攻を見せるも、あと一歩で、7回は代打アンダーソンが、8回は坂本が、そして9回は途中出場の大田がチャンスで決めきれず、藤浪に完封を許してしまった。特に8回の坂本のあたりは、レフトへの痛烈なものであり、紙一重であったが、この打球が抜けないあたりに、打てない今シーズンを象徴する打球でもあったように思える。

 これでヤクルトのマジックは1となり、事実上の終戦。来シーズンに向け、打撃陣の底上げは、至上命題となりそうだ。

 巨人ファンとしては、このように今シーズンのダメなところが象徴的に出た試合となったが、少し巨人ファン目線から離れると、9回のマウンドに登る藤浪の姿はかっこよかった。やっぱり、完封するピッチャーはオーラが違う。最近は、8回無失点でも、セーブ機会の場合は、ストッパーに交代するシーンも珍しくないが、やっぱり先発投手なら完封を狙って欲しいと、一人の野球ファンとして思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿