2015年9月22日火曜日

プロ野球観戦記 ~さよなら雁の巣球場~

 2015.9.22 ソフトバンク×中日@雁の巣球場(ファーム)
D 001 000 010 0│2
H 000 000 020 0│2

 ソフトバンクのファームが現在の雁の巣球場から筑後市へ移転するということで、今のうちに雁の巣を見ておきたいと思い立ち、行ってきた。

 入場無料。そして客席が極端に小さいため、この日も超満員。試合開始30分前に到着したにもかかわらず、席は空いてなくて、外野の芝生席での観戦となった。グランドレベルの高さで、いま流行の砂かぶり席並みの迫力。

 ポール際ということもあって、近くに3球ほどファールボールが飛び込んできた。外野近くに飛び込む打球は、さすがに恐い。

 スタメンはこちら。

 ソフトバンクは一軍も二軍も優勝が決まってて、消化試合モード。そのためか、試合は淡々と進む。5回からリリーフした金無英が良かったかな。クライマックスシリーズや日本シリーズで貴重なリリーフ要因になるかも。内容としては3イニングをパーフェクトで4奪三振。

 1-0で中日がリードした8回表。ソフトバンク日高が1死1,2塁のピンチを迎えると、何と森福が登場。

 2死後、迎えるは高橋周。これは完全に1軍クラスの対戦。あまり盛り上がりを見せなかったこの日だが、ここではかなり盛り上がった。結果は、高橋周がセンター前にクリーンヒット。これで2点差。これからポストシーズンを迎えるにあたり、不安材料か。

 雄太は危なげないピッチングを続けていたが、8回に突然崩れる。連打を浴び、1点差に詰め寄られると、中日は「やまもとまさし」をコールする。ただ、球場のアナウンスの滑舌が悪く、「やまもとまさ」と聞こえたため、この日一番のザワツキが発生。いやいや、この場面で山本昌は出てこないでしょ。もちろん出てきたのは山本雅。踏ん張って2死までこぎつけるも、上林に1,2塁間を破られ、同点に追いつかれる。

 試合はそのまま延長10回引き分け。10回に登板した中日の岸本は、そんなにいいピッチャーには見えなかったが、ソフトバンクが最終回とは思えない淡白な攻撃で、2三振を喫したのが気になった。

 なお、ファームの試合なので、鳴り物による応援は無かったが、中日は熱心な応援団が声で応援。この際、歌われていたのが旧応援歌で、ちょっと懐かしかった。

 あと、この日もいつも通りスコアブックを付けながらの観戦だったのだが、そのためか、試合途中から観戦に来たファンから、試合経過を聞かれるという、初の体験をした。さすがマニアックなファンが集うファームである。

 ちなみに、雁の巣球場では飲み物の自販機はあるが、食べ物の販売は無し。最寄りの雁ノ巣駅周辺にコンビニ等も無く、食事の調達が困難なので、観戦に来る人は注意が必要。と言っても、今シーズン限りでフランチャイズ移転だけど。球場手前にホットドッグ屋があるので、ここで買って観戦に向かうのがオススメかも。

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