6月末と言えば、定期人事の時期であり、すなわち、サラリーマンにとっては出会いと別れの季節でもある。そういった節目ということもあり、節目の挨拶、節目の会話といった印象的な言葉が飛び出す季節でもあるわけだが、あいにく、そういった方面での記憶力は人並みはずれて悪いらしく、約20年に渡るサラリーマン人生において、特に人事異動期に聞いた言葉で記憶している言葉はほとんど無いのだが、今日聞いた挨拶はとても印象的な言葉だった。
曰く、転出した人のことを仲間うちでネタにしたり、それを笑いにしたりして盛り上がることがよくあるが、それは品の良い会話ではないし、品格が問われるのでやめた方がいいと。
うん。仰るとおり。
ここ数年、僕自身も思っていて、自分ではそういった発言はしないようにしていたのだが、何となく思っていたことをハッキリと言葉にして、大勢の前で挨拶と言う形で発言しているのを聞いて、確信に変わりましたよ。これは近年に無い、いい挨拶だった。いつの日にか、僕もこういったことを発言できるような立場になる日が来たとしたら、その時には使わせてもらおう。
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