1日の試合をもって、セ・リーグは全ての順位が確定し、我がジャイアンツは11年ぶりのBクラスに沈んだ。敗因は、シーズン途中の13連敗と、9月の勝負どころで主力野手に疲れが見え、打てなくなったことだと思う。特に後者については、主力のほとんどが30代となり、世代交代まったなしである。
ちなみに、昨年の同時期にも「広島優勝」で、翌シーズンに向けた強化ポイントを指摘し、先発投手陣の底上げが一番の課題としたが、結果的にその課題は解決したもののBクラスに沈んだので、これから書くこともあまりアテにはならないかも知れないが。
ともかく、まだ全日程が消化されたわけではないが、1日時点でジャイアンツは防御率と失点数がリーグ1位。防御率ランキングでも上位5人のうち3人が菅野・マイコラス・田口とジャイアンツの選手で占められており、名実ともにリーグNo.1の投手陣。マイコラスは来シーズンチームに残るか不透明だが、それでもリーグトップクラスの投手陣であることに変わりはないだろう。
となると問題は打線。1日時点でチームの最多ホームランはマギーの17本で、これはリーグ13位。いくらなんでも、一発の魅力が無さ過ぎる。阿部と村田は衰えが顕著だし、いよいよ来シーズンこそは岡本を抜擢する年だと思うが、どうだろうか。
そして、若き大砲候補と言えば、今年台頭してきた宇佐美。絶対に使いたい存在だが、投手陣からの信頼、肩、今後の捕手としての将来性と、ありとあらゆる面から考えても、小林の方が上。来シーズンも、基本的にレギュラー捕手は小林だと思うが、でも、安易に宇佐美を野手転向させるのも、何か違う気がする。
現時点で答えは見付からないが、宇佐美の使い方が、来シーズンの浮上へのキーポイントであることには間違いないと思う。
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