15日に行われた、セ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージ第2戦の阪神vsDeNAの試合が物議を醸し出している。
今後も語り継がれるであろう大雨の中の試合。グランドは文字通りドロだらけ。ゴロは止まり、本来ならファールになる打球が、ことごとく内野安打になった。一時は同点打となる梅野のスクイズも、このグランド状態だからこそ生まれた。
普段のペナントレースの試合と違い、特別な試合だからこそ、無理してでもやる必要があったという声もあれば、こんな野球とは言えないような試合内容で決着を付けるのはおかしいので中止にすべきだったという声もある。同様の事態が再発しないよう、日程に余裕を設けるべきだという声も出ているようだ。
いろんな声があるが、一人の熱狂的なプロ野球ファンとして言わせてもらえば、この試合がファーストステージの試合だったということも加味して、この日は中止すべきだったと思う。というのも、ファーストステージなんて、所詮はただの敗者復活戦。この後に行われるファイナルステージで優勝チームに倒されるための引き立て役に過ぎないのだから、正直、どっちのチームが出てきても構わないし、意味もあまり無い。それならば、このようなケガのリスクがとても高い状況で試合をさせて、今後の選手生命に何らかの影響が出てしまっては、元も子もないと思うからだ。
幸い、大事に至るようなケガは無かったように見えるが、最悪のマウンドの状態で投げたことにより、投球フォームのバランスを崩してしまった投手が居ないとも限らない。この試合は、やるべきでは無かったと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿