2017年11月21日火曜日

セ・リーグの新人王投票結果について

 プロ野球は、両リーグのMVPと新人王が発表され、主要な行事は全て終了した。セ・リーグの新人王は大方の予想通り中日の京田選手が受賞したのだが、この投票結果を巡って議論が巻き起こっている。まずは投票結果を確認したい。

京田 208票
大山 49票
濱口 27票
西川 1票
該当者無し 1票

 個人的には、西川にまだ資格があったのかと驚いたが、議論の中味としては、濱口より大山の方が得票数が多い点。10勝した濱口が大山より得票数が少ないのはおかしいのではないかという声が大きい。ということで、両選手の成績を確認したい。

大山 75試合 198-47 .237 7本 38打点(221打席)
濱口 22試合 10勝6敗 3.57(123 2/3回)

 規定までには、大山は222打席足りず、濱口は19 1/3回。確かに、濱口は規定投球回数まであと少しまで迫っているし、10勝もしている。なので、もう少し票を獲得しても良い気がする。

 ただ、大山は12試合、スタメンで4番を打っている。スタメンクリーンアップに広げると36試合。新人でこの実績は中々のものだし、決して濱口に引けを取るものではないと思う。

 ということで、個人的にはこの投票結果は妥当だと思うし、文句を言われる筋合いは無いと思う。

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