2017年11月5日日曜日

サヨナラで日本一

 今年の日本シリーズは、ソフトバンクの一方的な展開が予想されたが、第4戦の濱口の好投で流れが変わり、最後は延長11回の死闘となり、思いのほか盛り上がった。最後はまさかのサヨナラでの決着となり、とてもドラマティックだった。

 最後のサヨナラのシーンを観た時に思ったのだが、こういうシーンってあまり見覚えが無い。日本一が決定するシーンは、決まって9回2死の状態で、選手が今にもベンチから飛び出そうとしていて、最後のバッターをチームを代表する投手が抑え、ベンチから選手が飛び出してくるというもの。もしかして、サヨナラで日本一が決定したのは、これが初めてなのでは?

 そう思って調べてみたら、68回の歴史の中で、サヨナラで日本一が決まったのは、これが4回目。そのうち1回はサヨナラエラーなので、サヨナラヒットで決まったのは3回。過去2回がこちら。

○1965年 巨人土井が、南海杉浦からサヨナラヒットを放つ。
○1988年 西武伊東が、中日郭からサヨナラヒットを放つ。

 ということで、まだサヨナラホームランによる日本一決定は無し。いつの日か、そんなドラマティックな日本シリーズも見てみたいものだ。

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