2019年7月11日木曜日

MLBセイバーメトリクス2019前半戦 野手編

 日米ともオールスターシーズンと言うことで、前半戦終了。MLBはどうしてもスター選手や日本人選手ばかりに注目が集まってしまうということで、今年も前半戦のOPSトップ10を紹介する。規定打席以上に絞ると、有名選手のみになってしまう可能性があるため、例年通り100打席以上で。

1.Christian Yelich (MIL) 1.140
2.Cody Bellinger (LAD) 1.124
3.Mike Trout (LAA) 1.098
4.Joey Gallo (TEX) 1.060
5.Josh Bell (PIT) 1.024
6.Fernando Tatis Jr. (SD) 1.013
7.Charlie Blackmon (COL) 1.010
8.Pete Alonso (NYM) 1.006
9.David Freese (LAD) .999
10. Anthony Rendon (WSH) .997

 昨シーズン、三冠王に限りなく迫ったイエリッチが1位。2位は、一昨年の新人王で昨シーズンは二年目のジンクスに沈んだものの、今シーズン再び急成長を遂げているベリンジャー。そして3位は、説明不要の現役どころか歴代最高野球選手とも言われているトラウト。

 4位は昨年までは三振か四球か本塁打と言われていて、ホームランは40本打つ力があるものの確実性はゼロだったギャロが突如打率も残すようになりトップクラスの打者に成長。5位のベルはこちらも中距離打者からいきなり長距離打者に成長した、今シーズンブレイクNo.1選手。

 6位のタティス・ジュニアは、今年のナショナル・リーグ新人王候補筆頭と言われていた選手がその呼び声通りの大活躍。7位はロッキーズの看板選手の一人ブラックモン。

 8位は、開幕前まではそれほど注目されていなかったものの、開幕戦でメジャーデビューすると、ホームランを連発し、オールスターのホームラン競争でも優勝したアロンゾ。9位のフリースはあまり試合に出ている印象は無いが、プラトーン起用で数字を残しているので、後半からポストシーズンに向けてキーマンになるかも。

 10位のレンドーンは、安定して数字は残しているものの、何故か評価・人気ともにイマイチ上がらないナショナルズの三塁手。

 タティス・ジュニア、活躍していることはもちろん知っていたけど、こんなに凄い数字を残していることは知りませんでしたよ。アロンゾとの新人王争いは白熱しそう。

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