現地時間23日にいよいよ開幕したMLB。秋山が初打席でヒットを放てば、筒香はいきなり3番でスタメン出場すると、メジャーを代表する左腕の一人である柳からホームランを叩き込み、明るい話題を提供してくれている。そんなMLBだが、開幕日となったこの日に、今シーズンのポストシーズンに関する発表があった。
「Everything to know about expanded playoffs」
ポストシーズン進出チームが、従来の各リーグ5チームから8チームへ、3チームも拡大させるというもの。以前より噂はあったので、驚きはしなかったが、それにしても、これで30チーム中16チームはポストシーズン進出と言うことで、実に全チームの半分以上がポストシーズンに進出、つまりはワールドチャンピオンの可能性があるということになる。もはやレギュラーシーズンは、優勝を争う場ではなく、ポストシーズンと言う本戦に向けた予選のような様相だ。レギュラーシーズンの優勝こそが、もっとも価値のあるタイトルだと思っているオールドファンの一人としては、あまり歓迎したくない動き。
ちなみに、昨シーズンに当てはめてみると、ア・リーグは、実際にポストシーズンに進出した各地区優勝のヤンキース、ツインズ、アストロズ、ワイルドカードのレイズ、アスレチックスに加え、中地区2位のインディアンズ、3位のうち勝率上位のレッドソックスとレンジャースが該当する。一方でナ・リーグは地区優勝のブレーブス、カーディナルス、ドジャース、ワイルドカードのナショナルズ、ブリュワーズ、そして西地区2位のダイヤモンドバックス、3位チームからはメッツとカブス。
昨シーズン、勝率5割を上回ったのは、上記16チームのうちレンジャース以外の15チームなので、勝率5割を上回れば、ポストシーズン進出当確。5割以下でもワールドチャンピオンの可能性が残されるということになり、やっぱりこれはおかしいと思うな。
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