野球のボックススコアの話。
プロ野球もMLBも、概ね打数・安打数・打点あたりの数字が記載されているが、MLBにはLOBという見慣れない記録が記載されていることがある。これは「Left on Base」の頭文字で、残塁を意味する。
ん?個人の記録としての残塁?どういうこと?ランナーとして残塁した時に記録されるものだろうか?そう思ったが、それにしては記録されている数字が大き過ぎるし、そもそも個人の残塁数を足し算すると、チームとして記録した残塁数を大きく上回る。
調べてみたら、こういうことらしい。
「Left On Base (LOB)」
要するに、その打者がアウトになった時に、残っていたランナーの数である。一般的に残塁と言うと、イニングが終了した時に残っていたランナーの数だが、これはチームとしての残塁数であり、個人に記録される残塁は、それが何アウト目なのかは関係ない。満塁の場面で打ち取られれば、個人に記録される残塁は3ということだ。
個人に記録される「残塁」という記録があることを知らなかったし、それをボックススコアに記載するMLBって面白いですね。
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