2020年7月6日月曜日

CDレビュー 久松史奈「49」

 久松史奈デビュー30周年の記念ベストがリリースされた。ここのところ、リリースされるアルバムは、2枚に1枚はベストアルバムのような気もするが、それもあってなのか、今回はシングル曲に偏らず、過去のアルバムからそれぞれ代表曲を選んで収録するような形で、興味深い選曲だった。

 久松史奈と言えば、個人的には高校生の頃に聴きまくったミュージシャン。なので、曲を聴くと当時のことが色々と記憶から甦ってくるし、その頃の自分の状況と今の状況を比べてしまうと、あまりにも色んなことがうまくいってなくて、とても悲しくなってきた。

 思い入れが強かったミュージシャンのベストアルバムは、当時のことが自然と思い起こされてしまうので、精神的にあまり健康ではない時に聴くものではないのかなと思った。

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