この週末、子供の頃から行き付けだった三洋堂鳥居松店に立ち寄ったところ、レンタルビデオ及びレンタルCDの取り扱いを終了する旨の張り紙が掲示されていた。なかなかにショッキングな出来事である。
特に90年代後半の、まだ学生だった頃。ここのレンタルは利用しまくった。ちょうどMDウォークマンを購入したタイミングと言うこともあり、CDを借りてはMDに録音した。ちなみに、その趣味は今でも継続している。
2016年に地元に戻ってからは、別のレンタル店と併用していたが、その時の自宅からは最寄りのレンタルCD店だったこともあり、やはり頻繁に利用した。頻度は高くなかったが、レンタルビデオを借りたこともあったっけ。
そんな思い出深いお店から、思い出深いサービスが消える。映画も音楽もサブスク系のサービスが普及してきているので、これも時代の流れということなのだろう。仕方ない。仕方ないけど、やっぱり寂しい。
この流れで、レンタルCDという業態自体が消えて行ってしまうのだろうか。そうなってしまった時、好きな音楽は手元に置いておいて、好きな時に好きな場所で聴きたいと思っている自分は、どうしたらいいのだろうか。
音楽業界を取り巻く、大きな変化を感じさせられた、そんな一枚の張り紙だった。
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