2021年4月16日金曜日

マウンドからホームベースまでの長さが変わる?

  アメリカ独立リーグで新ルールが試行されることになった。ニュース記事はこちら。

 「投本間を18.44M→18.75Mに

 試行内容は2点。

1)「ダブルフックDH」の導入
2)マウンドからホームベースの長さを1フィート伸ばす

 一点目は先発投手が降板した時点で強制的にDHを解除するというもの。先発投手が早い回にマウンドを降りる最近の風潮を元に戻すことが目的だと思うが、これによりオープナーが採用されることはなくなりそう。

 それよりも気になったのが二点目。近代野球が始まったのが1901年と言われているが、その時からこの長さは変わっておらず、これまでの記録が根本的に比較できなくなる可能性があるこのルール変更。そもそも球場をそんな風に改修できるのか疑問だし、ピッチャーがそんな変更に簡単に対応できるものなのだろうか?しかもシーズン途中に変更するということで、対応しきれなくて、ストライクが入らず、四球連発になってしまうのでは?

 最近の流れを見ていると、こういった新しいルールは、まず独立リーグで試行し、次にマイナーリーグで導入。そして最終的にMLBでも導入され、それを日本のプロ野球が真似るという構図になっているので、今後の動向には注目していきたい。

 ただ、投本間の変更はともかくとして、ダブルフックDHは、ちょっと面白そう。プロ野球では導入しなくていいけど、日本の独立リーグぐらいでは試しに試行してみるのもアリかな。

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