CBA交渉が揉めに揉めているMLB。まだまだ終わる気配が無いが、2023年シーズンより守備シフト禁止ルールが適用されることについて、合意が得られたと報じられた。ニュース記事はこちら。
「MLBPA makes new offer, but sides remain far apart」
これは残念。賛否両論の守備シフトだが、個人的には制限しない方がいいと思っている。
データ野球が行きつくところまで行って、今やゴロの打球はほとんどがアウトになり、結果、フライボール革命の名の下、打者はホームランを狙うようになり、それに伴い三振が増え、野球が大味になり、つまらなくなっている、というのが主な論調。これをもっと旧来のエキサイティングなゲームにするために守備シフトを禁止するということなのだと思うが、これは打者の技術向上を放棄した行為だと思う。
今の極端な守備シフトなら、逆方向にバントすればほぼセーフだし、流し打ちすればかなりの確率でヒットになる。実際に何年か前のワールドシリーズではアストロズの選手が徹底して逆方向を狙い、ヒットを量産した試合もあった。打者がそれをやればいいのでは?そうすることによって、自然と守備シフトは減るのでは?
ただ、時折見受けられるが、サードが一二塁間を守ったりするのは規制した方がいいかも。こういったケースだと、一二塁間の打球が公式記録としてはサードゴロになり、記録を見ただけでは、どんな打球だったのか想像できない。なので、規制するのなら、内野の守備陣形として、必ず右から、ファースト、セカンド、ショート、サードの順番でなければならない、といったルールで良いのでは。
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