10周年ごとにリリースされる、彼らのベスト盤。今回リリースされたのが21年目から30年目までをまとめたベストである。
最初の10年と比べると当然のことながらリリースのペースは落ちているし、実際、この期間にリリースされたシングルは僅か5枚。これで2枚のアルバムが成立するのかと心配したが、そんな心配は要らなかった。
2枚のアルバムに収録された全28曲。2曲は新曲だが、どの曲もが名曲なのはもちろんのこと、シングル曲と同じくらい存在感のある楽曲ばかりで、この10年の間も、シングルと言う形では無いものの、生活に浸透する楽曲を多く世の中に送り出していたことが良く分かるベストアルバムだった。
これだけキャリアが長いと、一番好きな曲がどれかと問われると、オールドファンとしては初期の頃の曲を選びがちだと思うが、この2枚の中にも自分が大好きな曲はたくさんあった。改めて良曲を作り続けている彼らの凄さが分かったし、そんなMr.Childrenのファンで居続けさせてくれたことに感謝したくもなった。
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