人気ミュージカルの映画化であり、そもそもの原作が不朽の名作「オズの魔法使い」なので、固定客がついている作品ということになるのだと思う。ただ、自分自身は、もちろん名前ぐらいは聞いたことはあったが、作品に触れたことが無いので世界観も全く分からないまま、ただアカデミーにノミネートされた作品だからという理由だけで観に行ったのだが、けっこう楽しめた。
ミュージカルの映画化なので、もちろん全編ミュージカル仕立て。どこか、ハリー・ポッターの世界観と重なるところがありつつも、ミュージカルが原作とあって、ストーリー展開がシンプルかつリズミカルなので、どんどん話に引き込まれていく。
ストーリーのオチが冒頭の部分で分かるように描かれているのだが、そのオチの展開になるまでの道筋が全く読めないと思いながら観てたら、物語がひと段落したところで映画は終了。そもそも原題は「Wicked Part I」なので、どうやらPart IIに続くようだ。あのあと、どうなるのか気になるから、封切りされたら観に行こうかな。
あと、自分の年齢も年齢なので、最近は女優を見てかわいいとか思うことはほとんど無くなったが、この映画でのアリアナ・グランデはかわいかった。この人は、ちょっと飛び抜けてますね。
(ストーリー:公式サイトより)
魔法と幻想の国オズにある<シズ大学>で出会ったふたり― 誰よりも優しく聡明でありながら家族や周囲から疎まれ孤独なエルファバと、誰よりも愛され特別であることを望むみんなの人気者グリンダは、大学の寮で偶然ルームメイトに。見た目も性格も、そして魔法の才能もまるで異なるふたりは反発し合うが、互いの本当の姿を知っていくにつれかけがえのない友情を築いていく。
ある日、誰もが憧れる偉大なオズの魔法使いに特別な力を見出されたエルファバは、グリンダとともに彼が司るエメラルドシティへ旅立ち、そこでオズに隠され続けていた“ある秘密”を知る。それは、世界を、そしてふたりの運命を永遠に変えてしまうものだった…。
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