初めてBABYMETALの存在を知った時は、いわゆるイロモノ系だと思った。マニア中のマニアにしかうけない音楽だろうと。12年前にフェスで観てるのだが、その時の感想も同様。
しかし、そのスタイルを貫き続けると、徐々に国内でそして海外で評価を上げていき、今や押しも押されもせぬトップミュージシャン。12年前のフェス、もっとしっかりと観ておけば良かったかな。
そんなBABYMETALの4thは、以前ほどは話題にならなくなったが、これまでの音楽を更に突き詰めていてとてもいいアルバムに仕上がっている。かわいらしい声とかっこいい声の使い分けも絶妙で、その声と強烈なメタルサウンドのアンマッチさが、まさにBABYMETALの魅力がさく裂している。
これって、もしかしてBABYMETALが高い評価を受けているということを知っているからそう聴こえるのかな。もしも、何の予備知識も無くこのアルバムを聴いたら、どう感じるのだろう。そんなことがちょっと気になったアルバムでもあった。