野田愛実と言えば、名前はよく聞くし楽曲もラジオからよく流れてくるので、それなりのキャリアを重ねているミュージシャンだと思っていたのだが、デビュー10年目にしてこれが初のフルアルバムとのことで意外だった。
12曲を収録したこのアルバムは、これまで何度もラジオから流れてきた野田愛実のサウンドがしっかりと凝縮されていて、聴いていて満足度の高いアルバム。ただ、一方で全国区になるのは、少々インパクトに欠ける気もした。
でも、別に全国区になる必要は無いのかも。東海エリアでは固い基盤を築き上げ、ちゃんと活躍している彼女。インターネットによって地域どころか国さえも飛び越えて情報が瞬時に行き交う現代において、こうして地域に根付いて活躍するミュージシャンが居てもいいのではないかと思わされたアルバムだった。
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