2025年8月22日金曜日

シネマレビュー 「アイム・スティル・ヒア」

 ちょっと難しい映画だったかな。さすが、アカデミーノミネート作品。

 ブラジルでの実話を描いたノンフィクション映画のようで、ブラジルの歴史について知識がある人が観れば、きっと興味深く観ることができる映画だと思うし、引き込まれるシーンも多いと思う。ただ、自分としてはそのあたりは勉強不足で、全く知識が無いので、全体的にピンと来なかった。

 アカデミーノミネートの中でも、アメリカ国外の作品は、特にこの手の作品が多いですね。

(ストーリー:公式サイトより)
 1970年代、軍事独裁政権が支配するブラジル。元国会議員ルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5人の子どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな暮らしを送っていた。しかしスイス大使誘拐事件を機に空気は一変、軍の抑圧は市民へと雪崩のように押し寄せる。ある日、ルーベンスは軍に連行され、そのまま消息を絶つ。突然、夫を奪われたエウニセは、必死にその行方を追い続けるが、やがて彼女自身も軍に拘束され、過酷な尋問を受けることとなる。数日後に釈放されたものの、夫の消息は一切知らされなかった。沈黙と闘志の狭間で、それでも彼女は夫の名を呼び続けた――。自由を奪われ、絶望の淵に立たされながらも、エウニセの声はやがて、時代を揺るがす静かな力へと変わっていく。

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