2005年9月29日木曜日

パ・リーグプレーオフ予想

 パ・リーグはレギュラーシーズンが終了し、10月8日からはプレーオフがはじまる。そこで、プレーオフの予想をして見たいと思うのだが、その前に3月に掲載したパ・リーグ順位予想を振り返ることとする。

 予想:1ソ 2ロ 3西 4楽 5日 6オ
 結果:1ソ 2ロ 3西 4オ 5日 6楽

 う~む。われながら凄い的中率だ(笑)。しかも、楽天は期待を込めての4位予想だったので、もしももっと冷静に予想していれば全的中もできたのではないかと、かなり悔やまれる。。。

 さて、プレーオフ予想。

 まず、第一ステージだが、史上3球団目の10勝投手6人を揃えるという先発投手陣に絶対的安定感を誇る千葉ロッテと、短期決戦の戦い方を知り尽くした伊東監督率いる西武の対戦だ。ここは初戦を松坂で拾いそのまま西武が勝ち進むと予想する。

 すると、第二ステージは昨年と同様、福岡ソフトバンクと西武の対戦になる。福岡ソフトバンクも絶対的な4本柱と強力クリーンナップを持つが、城島の欠場が響き、ここも西武が試合巧者ぶりを発揮し、勝ち進むと予想する。

 ということで、パ・リーグの優勝予想は西武ライオンズ。

 結果的に、勝率5割を切るチームがパ・リーグを制するという、誰もが納得できない結果となり、来シーズンからのプレーオフの在り方について見直しがかかるというのが、僕が思い描いているシナリオである。

 今シーズンは、西武ライオンズに、「負けた方がトク」という試合が存在したこともあり、いずれにせよ、来シーズンからのプレーオフの在り方については、再度、議論されると思いますけどね。って、結局、最後はプレーオフ批判になってしまった。。。

 断っておきますけど、僕はプレーオフ自体に反対なのではありません。ただ、現行ルールでのプレーオフは大反対です。

2005年9月27日火曜日

のまタコ

 「のまタコ」なるものが話題になっている。

 僕も詳しくは知らないが、いろいろ調べてみると、どうやらこんなところらしい。

 事の発端は、avexが「恋のマイアヒ」のPVなどにて、インターネット掲示板大手の「2ちゃんねる」から生まれたアスキーアート(文字を組み合わせて作成した絵)の「モナー」を利用したことだ。これだけなら特に問題は無かったのだが、avexの関連会社である有限会社ゼン(サイト閉鎖)が「のまネコ」の商標登録を申請したことが、ネットユーザの反発を買ったのだ。

 そこで、2ちゃんねるの管理人が採った手というのが、浜崎あゆみの「A」マークに似せた「のまタコ」なるキャラクターを作り出し、それをavexに送りつけ商標登録とグッズ展開をすると迫るというもの。どこまで本気でどこまでジョークなのか分からないが、ネタとしてはかなり面白い。

 ところで、本気だったとして、これはどのように落ち着くのだろう。商標について、僕も特別に詳しくはないが、簡単に言ってしまえば「基本的には早いもん勝ち。但し例外として、たとえA社が商標登録していたとしても、世間一般的に明らかにB社のものであり紛らわしいと判断されればA社の登録は解除され、B社の商標となる」というものであるはずだ。この例外が適用された事例としては有名な「阪神優勝」(リンク切れのためリンク先変更)がある。

 以上を踏まえると、僕個人としては、趣味嗜好が音楽とスポーツに極端に偏っていることもあるせいか、のまネコが2ちゃんねるから発生したキャラクターであることを今回初めて知ったし(ネット上で見かけるキャラクターだなというぐらいの認識はあったけど)、Aマークが浜崎あゆみを表していることは明らかだと思うので、avex側が有利のような気がするのが、どうだろうか。

 ちなみに、商標登録申請の有無は「特許電子図書館」(2015年3月23日より「特許情報プラットフォーム」にサービス移行)にて調べることができる。なるほど、確かに申請されていますね。(笑)

2005年9月25日日曜日

残念!田尾監督解任

 楽天イーグルスの田尾監督が解任された。3年契約の残り2年が残った状態での電撃解任だ。

 確かに今年のイーグルスの成績はひどい。普通ならばこの成績ならいくら契約期間が残っていたとしても解任されるのは仕方がない。

 ところが、イーグルスの場合は事情が違う。イーグルスは、周知の通り今シーズン誕生した新球団であり、選手は、分配ドラフトがあったとはいえ、その実態は岩隈と礒部以外を除けば、旧オリックスと旧近鉄のうちで新生オリックスの戦力として必要とされなかった余りものの選手がほとんどなのだ。そんな状態なので、田尾監督としても今シーズンの成績はさほど問われるものではないと考えていただろうし、契約期間の3年を使って強いチームを創りあげていくつもりだっただろう。それに、ファンも同じ気持ちであったのではないかと想像できる。

 しかし、三木谷オーナーは成績不振を理由に田尾監督を解任した。人気のあった監督だけに、ファンからの反発が予想されるし、また、選手たちは戸惑うだろう。

 イーグルスは選手もファンも3年を目途に強いチームになろうとしていた。しかし、この解任劇は、来年には強いチームにならなくてはいけないというオーナーからのメッセージであると言えるだろう。ファンが反発し、チーム内には戸惑いが発生するという逆境の中、来シーズン強いチームを創りあげなければならない新監督は、もしかしたら今年の田尾監督以上に辛く厳しい逆境に立たされているのかも知れない。なぜなら、もし来年も今年と同様に最下位を低迷するのであれば、田尾ファンになったイーグルスファンは新監督を批判すると考えられるからだ。また、その矛先は三木谷オーナーに向かうことも考えられる。

 しかし、そんな逆境を自ら作り出したのは三木谷オーナーである。今回の解任劇で、来年のイーグルスに敗北は許されなくなった。

スポーツと記録

 野口みずき選手がベルリンマラソンで日本新記録を達成した。今回は記録を狙って挑戦し、見事成し遂げたということで、さすがの一言である。

 しかし、いくら記録を狙うとはいえ、ちょっとやりすぎではないかと思うところもある。何人もついているペースメーカーに、給水ポイントでも代理のランナーが水を受け取り走りながら渡すことによりタイムロスを少しでも少なくするという配慮。ここまでして達成した記録ってそれほどの価値があるものだろうか?

 かわって日本のプロ野球。藤川投手は本日の試合でも登板し、これで今シーズンの登板試合数が77試合となり、稲尾投手と菊地原投手が持つ、年間78試合登板にあと1試合と迫った。阪神はあと7試合を残しているため、記録達成はもちろん、更新も間違いないところだ。

 しかし、これもどうだろう?8月下旬頃にこの記録がクローズアップされると、試合展開に関係なく藤川投手を投入する場面が散見されるようになった。つまり、記録を達成させるために、本来登板する必要の無い場面でも登板させていたのだ。こんなことをしてまで達成した記録って価値があるのだろうか?(2001年に菊地原投手が達成したときも同じようなことが議論されたが。)

 マラソンはレースに勝つことが目的だし、野球は優勝すること(試合に勝つこと)が目的のはずだ。願わくば、記録は本来の目的を達成しようとしたときに副産物的に誕生するものであって欲しいと思う。

(もちろん、記録を達成すること自体が目的のスポーツの場合は違いますよ。)

2005年9月MSVランキング

1位 : キズナ (ORANGE RANGE)
2位 : GLAMOROUS SKY (NANA starring MIKA NAKASHIMA)
3位 : OCEAN (B'z)
4位 : EXIT (EXILE)
5位 : ENDLESS STORY (REIRA starring YUNA ITO)
6位 : HEAVEN (浜崎あゆみ)
7位 : 好きやねん、大阪。 (関ジャニ∞)
8位 : Pecori Night (Gorie with Jasmine & Joann)
9位 : 言いたいことも言えずに (塚地武雅・堤下敦・梶原雄太)
10位 : 十六夜の月 (w-inds.)


 ORANGE RANGEが指定席の1位を獲得。上位には話題の映画主題歌が並び、下位にはお笑い系の曲がランクインした。

 なお、中島美嘉の2位獲得は自己最高位となる。

2005年9月21日水曜日

CDレビュー Mr.Children「I LOVE U」

 Mr.Children待望の1年半ぶりのニューアルバム「I LOVE U」が発売された。Mr.Childrenファンの僕としては当然の如く発売日に購入し、早速聴いてみた。

 まだ1回しか聴いていないので、とりあえずの第一印象でしかないが、正直言って、「あれ?」っという印象だ。収録されている13曲のうち4曲がシングル曲なのだが、その4曲とリードトラックのM1以外は彼らの良さであるポップな面はあまり前面に出ず、どちらかというと重々しい面が出ている感じだ。

 僕は、彼らのアルバムは2,3枚に1枚のペースでこのような傾向にあると感じている。実際、「深海」や「Q」でも同じような印象を受けた。まあ、これも彼らのカラーだと言えばそれまでだし、それ自体を否定するつもりも無いが、こういう作品は何度も繰り返し聴きたいという気にはなれないのが正直なところだ。

 それでも、たまたまかも知れないが、僕が買いに行ったときにレジ並んでいた5人全員がこのアルバムを買っていたということもあり、爆発的なセールスを記録する予感がする。「Q」ではセールスの落ち込みが話題になったが、もしも今作が前作「シフクノオト」をセールス面で上回れば、彼らがまた一つ国民的バンドへの大きなステップを踏んだことを意味するのではないだろうか。

2005年9月19日月曜日

DENONについて

 最近、ミニコンポの調子が悪いので、買い替えを検討するために、近所の家電量販店に行き各社のパンフレットをもらってきたのだが、その中のDENONのパンフレットに驚くべき記述があった。DENON。言わずと知れたオーディオ・ビジュアル製品の大ブランドだ。

(以下、パンフレットより引用)

 「高級オーディオ・ビジュアル商品のブランドとして、多くの方々にご愛顧を頂いてまいりましたデンオンブランドは、2001年より呼称をデノンとして全世界共通ブランドとして販売しております。」

(引用ここまで)

 ええっ??デノン??驚きだ。デンオンじゃないのか??

 思えば学生時代に、仲間うちでふざけてローマ字読みで「デノン」と呼んでいたのだが、まさかいつの間にかデノンが正式名称になっていたとは。。

 いろいろ調べてみたら、DENONの英語発音がデノンなので、デンオンが世界進出するにあたって、読み方をデノンに変えたとか。なるほどねぇ。

ハロプロの新ユニット名について

 少し前のことだが、ハロプロから新ユニットの発表があった。メンバーは安倍なつみ、後藤真希、石川梨華、松浦亜弥の4名。10月19日にシングル「好きすぎて バカみたい」をリリースするとのこと。

 過去にも「ごまっとう」や「後浦なつみ」といった、ハロプロオールスター的なユニットは誕生していたし、今回もその流れということで、大いに期待したいのだが、ユニット名が「DEF.DIVA」って。。。

 そりゃあ、今年大ブレイクしたグループにあやかりたいのは分かるけど、いくらなんでもパクリすぎでしょう。(笑)

2005年9月15日木曜日

華厳の滝ドライブ

 ちょっと遅い夏休みを利用してドライブに行ってきた。行き先は華厳の滝。日本三名瀑の一つに名を連ねる雄大な滝だ。


こんな感じ。

 ちなみに僕はこれまでに他の三名瀑にも行ったことがあり、これで、ついに日本三名瀑完全制覇を達成したことになる。

 さて、不思議なことに日本三名瀑と呼ばれる滝は4つある。一つは今回紹介した栃木県の「華厳の滝」。他は、和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」、そして富山県の「称名滝」だ。

袋田の滝はこんな感じ。


 残念ながら、那智の滝と称名滝は手元に写真が無いので紹介できないが、どれも見事な滝だ。

 しかし、三名瀑と言うのに4つもあるのは気持ち悪いと感じるのは僕だけだろうか。とは言っても、華厳と那智は知名度が抜群だし、称名滝は何と言っても落差日本一、袋田の圧倒的な迫力も捨てがたい。

 別に、この場で4つの中から3つに絞り込もうとしているわけでもないので、特にこだわるつもりもないが、でもやっぱりちょっと気持ち悪いですよねぇ。

がんばれ!河村たかし

 今回、民主党が衆議院選挙で敗戦したことで岡田代表が辞任したため、新たな代表を決めるべく代表選が行われることがニュースを騒がしている。僕自身は、あまり政治に興味が無いため、このニュースはあまり真剣に見ていなかったが、突然見覚えのある名前が目に飛び込んできた。それがタイトルにある河村たかし氏だ。

 繰り返すが僕はあまり政治には興味が無いため、河村たかし氏が政治家としてどのような実績を残しているのか知らないし、専門分野が何であるのかも知らない。しかし、彼は僕が学生時代に、名古屋ローカル局の学生向け深夜放送にて政治が話題に取り上げるときにはしばしば出演して熱く語っていたため、名古屋弁丸出しのオモロイ国会議員が居るんだという強烈な印象が残っている。そういう意味では、僕にとっては最も身近な政治家だ。

 そんな彼が、今回の民主党代表選に立候補しようとしていて、さらには本気で総理大臣を狙っているとのこと。同じ名古屋の人間として是非とも応援したい。

2005年9月14日水曜日

倉木麻衣のライブパフォーマンスの凄さ

 ミュージシャンのライブ会場と言えば、大まかには、ストリート、ライブハウス、ホール、スタジアム、野外(数千人~数万人規模)ぐらいに区分されるだろうか。このうち、今回取り上げるものはホールとスタジアム。これらは「アリーナ席」と「スタンド席」が存在するタイプであり、僕自身もこれまでにもっとも参加した回数の多いライブ会場である。

 何故、こんな書き出しをしたかと言うと、ホールやスタジアムのライブを経験された方なら感じたことがあるかと思うが、「アリーナ席」と「スタンド席」では雰囲気が全然違うのである。アップテンポの時に感じる高揚感はスタンド席ではあまり感じられないし、バラードを聴いてもスタンド席ではあまり心に響いてこない。

 そこで、倉木麻衣。僕は、つい最近も含め、何度か彼女のホールライブに行ったことがあり、しかも全てスタンド席であったが、彼女のバラードは、スタンド席からでもすごく惹きこまれていくものを感じられる。気持ちがステージに集中して、歌詞の世界観がが心にスッと入ってくるのだ。そう感じられるのは彼女の特徴的な透明感ある声がさせているところもあるだろう。とにかく、CDを聴いて感じ取ることのできるもの以上の彼女のバラード魅力が、ライブには確かにあると言える。

 あまりメディアへの露出が無い彼女だが、ライブは定期的に行っているので、機会あれば一度彼女のライブに足を運んでみてはどうだろうか。

2005年9月9日金曜日

iPod nano祭り

 本日、「iPod nano」(生産終了でリンク切れのためリンク先を変更)が発売になった。これは、以前より9月7日にApple社がスペシャルイベントを開催する(過去ニュース記事でリンク切れのためリンク先変更)と言っていたこともあり、世間から注目されていたものである。

 さて、僕の周辺の話。今日の職場はとにかくこの話題で一色だった。雑談の話題は全てiPod nano。休憩中はみんなiPod nanoのサイトを見る。極めつけは部長で、終業のチャイムが鳴るなり家電量販店へと消えていくほどだった。

 いくら、僕の職場が、その職種の特性からIT系新商品に敏感な職場だとは言え、この反響たるや凄まじい。以前にも本サイトでリオの撤退について紹介したが、今回の発売を受けて、CREATIVEのMuVoユーザだった友人はiPod nanoに買い替えると言っているし、デジタルオーディオプレイヤー業界は、まさにiPodの一人勝ちの印象だ。

 しかしながら、比較的世間の流れに乗る傾向にある僕だが、今回のiPod nano祭には参加していない。なぜなら、僕は音楽をmp3でエンコードせずにwindows media audio(以下、wma)でエンコードしており、iPod製品はwma非対応だからだ。

 これだけiPod製品が一人勝ち状態になってくると、wma愛好家はどこへいけばいいのだろうか?っていうか、mp3の192kbpsエンコードとwmaの128kbpsエンコードが、ほぼ同音質と言われ、ディスク容量のことを考えると明らかにwmaの方がいいのに、何故ここまでwmaは普及しないのだろうか。

 ちなみに、SONY社も本日、デジタルオーディオプレイヤーの新商品「ウォークマンAシリーズ」を発表した。よりによって、話題を全てiPod nanoに持ってかれるようなこんな日に発表しなくてもいいのにね。(笑)

2005年9月3日土曜日

CDレビュー 浜崎あゆみ「fairyland」

 言わずと知れた、日本を代表するカリスマミュージシャンである浜崎あゆみ。しかし、ここ数年はCDの売り上げは(市場全体が縮小傾向というのもあるが、)落ちてきているし、何となく「浜崎あゆみのファンだ」ということが、以前に比べて自信もって言いにくい、つまりあまりカッコよくないというような風潮になってきているような気がしていた。

 実際、ここ数年にリリースされるシングルは、完成度の高さを追求しているような曲が多く、そのため口ずさみにくい曲が多かったように思えるし、その辺りに上記のような風潮を感じる原因があるのではないかと思う。

 しかし、今回の「fairyland」はポップでサビの部分が印象的なとても口ずさみやすい曲になっていて、数年前の絶頂だった頃の感じを思い起こさせる。「最近の浜崎あゆみはどうも・・・」って思っている方も、この曲は聴いていただければ、あらためて彼女の良さを再発見できるのではないだろうか。

2005年9月2日金曜日

シンカーとスクリューボール

 「シンカー」と「スクリューボール」。どちらも、ピッチャーの決め球となる変化球だ。

 その違いの定義は明確ではないが、一般的には同じ変化球を指し、右投手が投げれば「シンカー」で、左投手が投げれば「スクリューボール」と言われる。

 これって、ある程度の野球ファンなら誰もが知っている常識的なことだと僕は思い込んでいた。しかし、今日、いつもどおり職場で野球の話題になった時に、僕以外の誰もこの違いを知らなかったのだ。僕はかなり驚いた。

 変化球の認知度ってそんなものなのだろうか。ちょっと寂しいなぁ。

 せっかくなので、この2つの変化球を決め球としている投手で印象的な投手をあげてみる。シンカーなら高津、潮崎あたりか。スクリューボールなら山本昌、高橋尚、カムストックかな。