2005年9月14日水曜日

倉木麻衣のライブパフォーマンスの凄さ

 ミュージシャンのライブ会場と言えば、大まかには、ストリート、ライブハウス、ホール、スタジアム、野外(数千人~数万人規模)ぐらいに区分されるだろうか。このうち、今回取り上げるものはホールとスタジアム。これらは「アリーナ席」と「スタンド席」が存在するタイプであり、僕自身もこれまでにもっとも参加した回数の多いライブ会場である。

 何故、こんな書き出しをしたかと言うと、ホールやスタジアムのライブを経験された方なら感じたことがあるかと思うが、「アリーナ席」と「スタンド席」では雰囲気が全然違うのである。アップテンポの時に感じる高揚感はスタンド席ではあまり感じられないし、バラードを聴いてもスタンド席ではあまり心に響いてこない。

 そこで、倉木麻衣。僕は、つい最近も含め、何度か彼女のホールライブに行ったことがあり、しかも全てスタンド席であったが、彼女のバラードは、スタンド席からでもすごく惹きこまれていくものを感じられる。気持ちがステージに集中して、歌詞の世界観がが心にスッと入ってくるのだ。そう感じられるのは彼女の特徴的な透明感ある声がさせているところもあるだろう。とにかく、CDを聴いて感じ取ることのできるもの以上の彼女のバラード魅力が、ライブには確かにあると言える。

 あまりメディアへの露出が無い彼女だが、ライブは定期的に行っているので、機会あれば一度彼女のライブに足を運んでみてはどうだろうか。

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