2006年9月22日金曜日

業務連絡 故障修理へ

 9日(土)から起動しなくなった僕のパソコン。メーカーと数回メールのやり取りをした結果、めでたくマザーボード故障の可能性が最も高いということになり、修理に出すことにした。見積り額は45,000円程度。担当者の対応はイマイチだったが、金額はパソコンの故障修理代としては、適当なところか。本日(22日)、運送業者が引き取りに来たが、さていつ頃戻ってきてくれることやら。

 一応、ハードディスクはいじらないという条件の下で修理依頼を出したが、メーカー修理に出す以上、ハードディスクが初期化されてしまうことはある程度覚悟しておかなければならない。そこでポイントとなるのがハードディスクからのデータの吸出しだ。

 これについては、何人かのアドバイスにより、それなりの周辺機器と、ちょっとしたスキルがあれば可能なことが分かった。

 機器の一つがハードディスクケース。これは、PC内臓タイプのHDDを収納するためのハードケースで、HDDをこのケースに入れ、付属のUSBケーブルを別のPCに接続することにより、PC内蔵タイプのHDDを、いわゆる外付けHDDのように利用できるもの。これにより普通にデータをコピー&ペーストできる。もう一つは、ハードディスクケースからケースが無くなったようなもので、簡単な変換ケーブルみたいなもの。データの移行という意味ではできることはハードディスクケースと同じだが、ケースは無いため、衝撃に弱いPC内臓タイプのHDDを持ち運ぶためには適さない。

 価格に大きな差は無いので、どちらを買っても良かったが、HDDを持ち運ぶ予定は無いので、今回は変換ケーブルを購入することにした。購入したのは、タイムリー社の「UD-500SA」。こんな便利なものがよくあったものだ。
 http://www.timely.ne.jp/item/page/UD-500SA.html

 これにより必要なデータの吸出しは無事成功。心置きなく故障修理に出すことができた。(ご協力頂いたかいちょさん。本当にありがとう!)

 これだけ書くと、順調に作業が進んだように思えるが、実はそうではない。パソコンの故障を経験するとスキルアップすると言うが、今回新たに勉強になったのは、PC内臓タイプのハードディスクの接続端子には、大きく分けてATA(ウルトラATA)と呼ばれるものと、シリアルATAと呼ばれるのものの2種類があり、全く異なった形状をしている端子であるということである。なので、今回のようにPC内蔵タイプのハードディスクからデータを吸い出そうとした場合、端子がどちらのものなのか確認しておかないと、うまく接続できないことが起こりうるのだ。それは、特にハードディスクケースでは、この両方の端子に対応した製品がほとんど無いからである。

 実際に、僕はこのことを知らなかったため、ちょっとだけ失敗してしまったが、もし同じようにPCが起動しなくなったためPC内臓タイプのHDDからデータを吸い出そうとしている人が居れば、HDDの接続端子がどちらのタイプなのか事前に確認しておいた方がいいだろう。(これって常識?)

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