2010年2月21日日曜日

CDレビュー 嵐「All the BEST! 1999-2009」

 嵐に限らず、ジャニーズ系は基本的にはミュージシャンとして好きな部類ではないので、普段はほとんど聴かない。

 ところが、ここ数年、シングルCDのセールス面では、嵐の一人勝ち状態が続いており、昨年は、ついに紅白歌合戦に初出場を果たした。それもあってか、昨年末、音楽番組で嵐の曲をじっくりと聴く機会が多かったのだが、その時初めて嵐の曲も捨てたものじゃないなと感じ、改めて過去の楽曲を聴きなおしてみたいなと感じた。

 そうと決まれば、ちょうど10周年を記念したベストアルバムが大ヒットしていたので、早速買ってみたのだが、これがなかなか良い。シングル一人勝ち状態になったのは「Love so sweet」からと言えるが、それより前の曲も、聞いていて邪魔にならない心地よいミディアムテンポの曲が多い。なおかつ、歌詞がシンプルで分かりやすく、そのためなのか、これは自分でもビックリしたのだが、サビの部分を中心に、聴きながら自然と口ずさんでいる自分が居た。これまで毛嫌いしていたところはあったものの、知らず知らずのうちに耳にし、曲が記憶に残っていたのだろう。それだけ嵐の曲は生活に入り込んできている。

 快進撃を続ける嵐。これからは、ちょっとは積極的に注目してみようと思う。

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