2010年2月23日火曜日

CDレビュー 「SUPER EUROBEAT Vol.200」

 学生時代に何かとお世話になったSUPER EUROBEAT。何と、その200作目がスペシャルパッケージとしてリリースされた。当時はせいぜい30~40作ぐらいしか出ていなかったと記憶しているが、その後も圧倒的なペースを保ちながら、リリースされ続けていたということに、まず驚かされた。

 この作品は2枚組み。1枚目はこれまでの名曲をノンストップでリミックスしたベスト・オブ・ベストの内容。馴染みのある曲もあれば、聴いたこともない曲も収録されているが、そこはユーロビート。知ってる曲だろうが知らない曲だろうが、テンションは同じように上がる。これがユーロビートの真髄。

 2枚目はJ-POPをユーロビートにアレンジしてノンストップにしたもの。口ずさめる曲が多くて、高速ドライブにはもってこいの一枚。でも、そうは言っても、やっぱりユーロビートは洋楽の方が映える。J-POPは、あくまでもJ-POPなので、ユーロビートにするとどこか違和感が残ってしまう。

 いずれにせよ、過去20年分のユーロビートを余すところなく収録したこのアルバムは、ファンならずとも買っておきたい一枚だ。

 なお、特典DVDによると、SUPER EUROBEATはavexの原点であり礎でもあるので、たとえセールスが1枚になっても作り続けるということ。そこまで言うなら、とことんまで見届けたいと思う。

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