日経ビジネス9月16日号掲載の、とある企業のトップインタビューで、その企業における改革について述べられていた。
曰く、かつては「コスト+利益=売値」(かかるコストは固定で、そこに必要な利益分を上乗せして売値を決定する)という方程式が通用したが、今はそんな考え方では通用しないため、それを「売値-利益=コスト」(市場が求める売値から利益分を差っぴいたコストで生産する)という方程式に考え方を変えるように社内の意識改革をしたとのこと。改めて書き示すまでもなくて、特別、目新しくて凄いことを言っているわけではないのだが、言うは易く行うは難しである。
このいずれでもなく、「売値-コスト=利益」という方程式で考えてしまった場合、それは何処に向かってしまうのだろうか。最近の自分の仕事を振り返った時に、ふとそんなことを考えさせられた雑誌記事だった。
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