2013年9月23日月曜日

巨人優勝

 外出していたため、どのように胴上げに至ったのかは確認できていないが、読売ジャイアンツが優勝し、リーグV2を達成したようである。喜びの声や、選手を讃えるコメントは、様々な媒体やファンのブログ等で溢れかえると思うので、ここでは敢えて今後V3、V4と黄金時代を築いていく上での課題を、僕なりに提言したい。

 直近でCSに向けて言われているのは先発投手陣の不足。安心して任せられるのは内海、杉内、菅野の3枚で、ホールトンがギリギリここに入れるかどうかといったところ。ただ、これは直近の話であり、来シーズン以降となると、澤村や宮國が本来の力を発揮してくれると思うし、小山や笠原など、若手の突き上げもある。

 ここ数年レギュラー不在と言われている二塁手も、打撃優先なら中井が頭角を現してきているし、代役とは言えオールスターに出場した寺内もいれば、盗塁王というタイトルホルダーの藤村だって一つキッカケをつかめば、レギュラーになれるだろう。

 ポスト阿部を心配する声もあるが、阿部はまだ34歳。あと5年はやれるし、逆にそれぐらいはバリバリやれるぐらい、ケガに強くなってもらいたい。

 それよりも僕が一番心配しているのはリリーフ陣である。今シーズンは、山口、マシソン、西村で鉄壁の布陣を築いたが、それに続く存在の若い投手が出てきていない。

 セ・リーグの他球団を見ると、阪神には松田、広島には今村、中日には岡田、DeNAには大田、ヤクルトには石山と、どのチームにも若手のイキのいいリリーフ投手が出てきているが、巨人にそれがない。強いて言えば高木京だが、今シーズンはピリッとしない。

 去年ブレイクしかかった田原や次世代のストッパー候補と言われる一岡あたりが成長して、リリーフ陣の一角を占めるようにならないと、来シーズン以降、簡単には三連覇、四連覇とはいかないのではなかろうか。

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