2014年1月13日月曜日

シネマレビュー 「TRICK -劇場版- ラストステージ」

 最終作も最高に面白かった。

 人気シリーズ、TRICKの最終作は、舞台が海外。レアアース採掘の交渉に東南アジアの島国まで同行することになった上田は、奈緒子とともに、立ち退きを拒否する現地の呪術師と対決することに。

 道中、小ネタだらけで、とても一回観ただけでは拾いきれないし、多分、何回観ても全部は拾えないのだが、最新の時事ネタから、過去のTRICKシリーズ関連、そして12日に放送されたテレビドラマ版との関連など、油断を許さない。

 強引な交渉を進めることを許せない呪術師は、一人ずつ呪い殺すという、TRICKではよくあるパターン。もちろん、呪いではなく、トリックがあるのが、TRICKシリーズたる所以。

 TRICKを見破り、呪術師に迫る奈緒子。ここから物語は劇的に展開し、奈緒子が呪術師に代わって、村の危機を守ることに。果たして、その危機とは?その絶望的な危機から、いかにして村人を守るのか?そこにはどんなTRICKが?

 涙なくしては観ることができないラストシーン。エンドロール。そして、エンドロール後の謎のシーン。あのシーンの意味するところは何か?(劇場で購入できるパンフレットには、そのシーンの意味が書いてあったが、全てを語る必要があったのかな。)

 自分自身、東京勤務時代に同期に強力に薦められて、観て即ハマったTRICK。これほどまでに面白い作品と出合わせてくれた同期に感謝である。

 なお、12日に放送されたテレビドラマ版と、ストーリー上の関連は無し。共通するネタはあるので、両方観ると、笑える箇所は増える。強いて関連を言うならば、時系列としては、テレビドラマ版、映画版という順番ということぐらいか。

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