2014年3月24日月曜日

セ・リーグ順位予想 2014年版

1位:読売ジャイアンツ
2位:阪神タイガース
3位:広島東洋カープ
4位:中日ドラゴンズ
5位:東京ヤクルトスワローズ
6位:横浜DeNAベイスターズ

 1位はもちろんジャイアンツ。ファンなので巨人の優勝予想は揺るがない。2番センターが唯一の弱点と言われているが、橋本がダメでも松本哲が居るし、そのうち亀井も戻ってくる。長野をセンターに回して、アンダーソンと高橋由で両翼を固めることもできる。選択肢はいくらでもあるのだ。むしろ心配なのはリリーフ陣。マシソン、山口、西村は登板過多気味。この3人にもしものことがあった時、そのアナを埋めることのできる存在は居るのだろうか。

 2位はタイガース。能見、メッセンジャー、藤浪しか先発が居ないと報じられているが、これだけ強靭な3枚が揃っているチームはなかなか無い。呉昇桓が入り抑えが決まった。打線に不安は残るが、トップバッター西岡がチームを引っ張る。

 3位はカープ。大竹は抜けたが大瀬良が入ったので、強力投手陣は健在。むしろ阪神よりも上だが、ここはやはり打線が弱い。キクマルの上位打線は魅力だが、この二人を返すクリーンナップが心もとない。堂林がもう一皮剥けて、中軸を打てるようになれば、更に上の順位を狙うことができるか。

 4位はドラゴンズ。落合GMの加入により、何とも言えない不気味さは戻ってきたが、ここはちょうど世代交代のタイミング。荒木、森野、和田といった、2000年代後半の黄金期を支えてきた選手は、明らかに力が落ちてきているが、レギュラーを奪い取る選手が出てきていない現状では苦しい。絶対的エースの吉見と、MVPセットアッパーの浅尾の復帰時期次第が早まればAクラスも狙えるか。

 5位はスワローズ。さすがにバレンティンは昨年ほどは打たないだろうが、それでもホームラン王大本命であることには変わりない。ただ、ここに繋ぐ、山田、上田、川端はある程度の堅実さはあるものの、出塁率という意味で物足りない。せっかくのバレンティンの長打力を得点力に直結させるのは難しそうな状況だ。館山の復帰時期が未定なので、ローテの柱が確立できないのも、長いシーズンにおいては戦い方に安定力を欠く。

 6位はベイスターズ。昨シーズン5位に浮上し、今年はAクラス入りを狙うが、投手陣が弱すぎる。ローテを担うのは三浦、藤井、久保といったベテランと、三嶋、井納といった実績不十分の2年目選手。高崎、国吉といった選手がここに入ってこないと本当のチーム力は発揮されない。外野は荒波が開幕絶望で、ただでさえ、筒香、梶谷といった今年から外野手にコンバートされ不安が残る両翼なのに、センターも固まらないようでは、弱い投手陣を支えることができない。

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