2021年1月17日日曜日

CDレビュー YOASOBI「THE BOOK」

  CDをよく買うのだが、聴くのは基本的にはドライブ中。なので、ドライブする機会が無い場合は、買ってもしばらくは聴かないCDもあったりする。しかし、このYOASOBIのTHE BOOKは、購入した日にすぐに自宅のCDプレイヤーで再生した。これほどまでに聴きたくて聴きたくてたまらないと感じたアルバムは本当に久しぶり。

 そんなYOASOBIのデビューアルバムは、インストゥルメンタルを除くと全7曲中6曲がデジタルシングルで構成されるベスト盤のような構成。デビューアルバムがまるでベスト盤のように感じられるのは、デビュー直後にブレイクしたミュージシャンによくあることではあるが、それにしても、どの曲もキラキラと輝いているし、曲の雰囲気も全然違ってて、音楽の幅の広さを感じさせられる。

 「夜に駆ける」が街中で流れ始めたのが昨年の5月頃。それ以降、何度もこの曲は聴いたし、これだけ聴くとどんな名曲でもさすがに飽きてくるものだが、この曲は何回聴いても全然飽きない。その理由が何なのかは分からないが、そこにYOASOBIの魅力の秘密が隠させているのだと思う。

 もちろん、どの曲もいいのだが、特に気になったのが2ndシングルでもある、M4「あの夢をなぞって」。この曲、絶対ライブ映えすると思う。いつの日にか、YOASOBIのライブには是非とも行ってみたいと思う。

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