2021年11月29日月曜日

戦力外通告2021

 通常なら日本シリーズ終了後5日後が戦力外通告の期限だが、今年はオリンピックの影響で日本シリーズ終了がこの時期までずれ込んだので、日本シリーズ終了2日後となった29日が戦力外通告の期限。今年も多くの選手が戦力外通告を受けた。

 日本人の支配下選手で、29日時点で現役続行希望と報じられながら、来シーズンの所属球団が決まっていない選手は以下の通り。年齢は来シーズンの開幕日である3月25日時点の年齢。

40歳 鶴岡(F)
39歳 藤田(E)
38歳 川島(H)
37歳 牧田(E)
36歳 村田(F)
35歳 陽岱鋼(G),榎田(L)
34歳
33歳 荒木(T),中村恭(C),遠藤(D),大嶺(M),下水流(E),秋吉(F),吉川(L)
32歳 伊藤和(T),井領(D),吉田一(B),飯田(B)
31歳 金田(B),石崎(M),大田(F)
30歳 大村(S),今村(C),渡辺雄(H),川原(H),小川(L)
29歳 三ツ間(D),風張(DB),荒西(B),永野(M),西川(F)
28歳 乙坂(DB),釜元(H)
27歳 中尾(S),高橋大(C),武田(D),笠井(DB),神戸(B),宗接(M),松田(M),菅原(E),中塚(L)
26歳 石井将(T),古川(G)
25歳 桒原(C),飯塚(DB),鈴木(B)
24歳
23歳 岡崎(B),今井(F)
22歳 永井(C)
21歳 松井(G)
20歳 鈴木寛(C)

 「ノンテンダー」と発表された日本ハムの西川、大田、秋吉はそのうち何らかの契約は勝ち取るだろう。

 それ以外では、ここ最近では、戦力外から這い上がってくるのは打力がウリの中堅選手と、実績充分のベテラン。ソフトバンク川島、中日遠藤、DeNA乙坂あたりは、まだまだやれそうな雰囲気はある。

 昨年の戦力外通告選手はこちら。
 「戦力外通告2020

 最も注目したいとしたのは楽天から戦力外通告を受けた山下。予想通り中日との契約を勝ち取ったが、活躍するまでには至らなかった。

2021年11月28日日曜日

面白かった2021年の日本シリーズ

 昨日、東京ヤクルトスワローズの日本一で幕を下ろした今年の日本シリーズ。贔屓のジャイアンツは出場しなかったが、それでもとっても面白い日本シリーズだった。1992年の日本シリーズが、劇的な試合が多くて、とっても面白い日本シリーズだったと記憶しているが、それを超えたかも。

 要因の一つが接戦に次ぐ接戦だったこと。全6試合のうち、5試合が1点差ゲーム。残りの1試合も2点差。こんなシリーズ、過去に記憶が無い。

 そして、もう一つの要因が、両チームとも先発投手がしっかりしていて、序盤で試合が崩れることが無かったこと。近年のポストシーズンは、早め早めの継投がトレンドになっていて、それが逆に試合の緊張感を失くす要因になっていたと思っているので、先発が長いイニングを投げる傾向にあった今年の日本シリーズは、面白さを増したことに繋がっていると思う。ちなみに、5回を投げ切ることができなかったは、第3戦の田嶋と第6戦の高梨のみ。その両投手も5回途中までは投げていた。

 そして、最大の要因が、毎試合、ドラマがあったこと。

 第1戦はケガから復帰した吉田正のサヨナラ打。第2戦はペナントレースで完投すら記録したことが無い高橋による完封勝利。第3戦はサンタナによる強烈な逆方向への決勝アーチ。第4戦は大ベテラン石川による快刀乱麻のピッチングとプロ20年目にして日本シリーズ初勝利の達成。第5戦は山田の特大同点3ランと代打の切り札ジョーンズによる決勝アーチ。そして第6戦は代打の神様川端による決勝タイムリーとマクガフの2回1/3の魂のロングリリーフ。どれも、歴代の日本シリーズの中でも記憶に残りそうな名場面ばかりだった。

 ちなみに、全試合が2点差以内なんていうシリーズは過去に無いだろうと思って調べてみたら、1960年のシリーズは、何と全試合が1点差。これはいわゆる「三原マジック」のシリーズで、このシリーズは全試合が1点差という接戦でありながら、大洋が大毎を4タテしている。1986年も7試合が2点差以内だったが、このシリーズは史上唯一第8戦があったシリーズで、残る1試合は3点差以上ついていた。

2021年11月25日木曜日

親のお金が動かせない

 両親とも施設に入り、まともに意思疎通ができない状況になって、約1ヶ月半。この間、医療費、施設入居費から、施設でのアメニティ費、更には保険料などなど、続々と届く請求書の山。あっという間に70万円を超え、このあと30万規模の請求書が待っているので、年内にも100万円の大台を超える見込み。自分のためにこんな大金を一気に使うことなんて、滅多にないし、さすがに負担額が大き過ぎる。

 何とか親の口座のお金を使おうと思っているのだが、どうにもこうにも動かせないのが現状。というのも、銀行からお金をおろすための以下の二つの方法で、足りないものがあるから。

1)キャッシュカード+暗証番号
2)通帳+銀行印

 まず、父の口座だが、暗証番号は知らないし、父とも意思疎通がほぼできない状態のため、聴き出すことができないので、キャッシュカードからお金を引き出すことができない。そして2点目の方法についても、何とか銀行印は見付けたが、通帳が見付からず、今のところ動かしようがない。

 母は、1点目は物は揃っているが、どうやら父が暗証番号をロックさせたらしく、ATMでキャッシュカードが使えない。2点目は、こちらも物は揃っているが、本日、手続するために銀行に行ったら、銀行印が違うと言われた。銀行印を示すメモが実家に残っていて、それを持って行ったのだが違うとのことで、メモを作った後に、違う印鑑に変えたのだろうか。

  ということで、このままだと、親にかかる費用を、今後も全額自分のお金から負担をしないといけないということになり、さすがに厳し過ぎる。どうしたものかな。

2021年11月24日水曜日

2021年11月MSVランキング

1位 : Rocketeer (INI)
2位 : Gifted. (BE:FIRST)
3位 : 初心LOVE (なにわ男子)
4位 : ってか (日向坂46)
5位 : 明け星 (LiSA)
6位 : 未来へ (NEWS)
7位 : ドライフラワー (優里)
8位 : 水平線 (back number)
9位 : Butter (BTS)
10位 : まほろばアスタリスク (≠ME)

 1位は今月デビューのニューフェイス、INI。K-POP強し、といったところか。

 ランキング初登場でいきなり1位を獲得することは、それほど珍しいことではないが、今月は3位までを初ランクインのミュージシャンで占めた。これは珍しい。おそらくランキング史上初の出来事だと思う。

 2位のBE:FIRSTはAAAのSKY-HIが手掛ける話題の7人組。3位のなにわ男子は関ジャニ∞、ジャニーズWESTに続く、関西発のジャニーズグループ。更に10位にも初ランクインとなる≠MEが飛び込んできてて、かなりフレッシュなランキングとなった。

 また、優里はこれで12ヶ月連続ランクイン。来月もランクインすれば、Official髭男dismの「Pretender」に続く、13ヶ月連続ランクインの記録樹立となる。

2021年11月21日日曜日

レコード大賞展望2021

 紅白歌合戦の出場歌手が発表される中、レコード大賞の各賞受賞曲も発表された。第63回レコード大賞受賞候補曲はこちら。

・明け星 (LiSA)
・君がそばにいるから (純烈)
・ごめんねFingers crossed (乃木坂46)
・CITRUS (Da-iCE)
・Take a picture (NiziU)
・Dream on the street (DA PUMP)
・根も葉もRumor (AKB48)
・Backwards (三浦大知)
・Happy! (氷川きよし)
・勿忘 (Awesome City Club)

 LiSAは、リリースして1週間も経ってなくて、ヒットするかどうかも分からない曲で受賞するの?

  ということで、何とも納得のいかないノミネートだが、今年の代表曲である「ドライフラワー」が選ばれてないのは何故だろう。他にも、久しぶりにヒット曲を飛ばし、シーンでの存在感を見せつけたback numberもレコード大賞のステージで観たかった。

 と言うことで、今年のヒット曲の網羅感が全く無い候補曲となったが、この中で敢えて大賞予想をすると、本命がNiziUで対抗が乃木坂46か。本来の選考期間とはズレると思うが、これから年末までの盛り上がり次第ではLiSAの2年連続受賞もありそう。

 新人賞は、INI、TAEKO、マカロニえんぴつ、望月琉叶の4組。知名度ならマカロニえんぴつで、ヒットチャートを賑わせたという意味ならINIか。ただ、今年大ブレイクした新人と言えばぶっちぎりでAdoだし、本来ならAdoが獲るべきだと思う。こちらも今年の音楽シーンを反映しているとは言い難い結果になってしまっているのは残念。

2021年11月20日土曜日

第72回紅白歌合戦の出場歌手発表!

 まだ日本シリーズが開幕してないので、全く持って年末って感じはしていないが、そうは言っても11月もそろそろ下旬と言うことで、今年も紅白歌合戦の出場歌手が発表された。

 「第72回NHK紅白歌合戦

【紅組】
AI(4)
あいみょん(3)
石川さゆり(44)
Awesome City Club(初)
上白石萌音(初)
坂本冬美(33)
櫻坂46(2)
天童よしみ(26)
東京事変(2)
NiziU(2)
乃木坂46(7)
Perfume(14)
BiSH(初)
日向坂46(3)
松田聖子(25)
Misia(6)
水森かおり(19)
milet(2)
millennium parade×Belle(初)
薬師丸ひろ子(2)
YOASOBI(2)
LiSA(3)

【白組】
KAT-TUN(初)
関ジャニ∞(10)
King & Prince(4)
郷ひろみ(34)
GENERATIONS(3)
純烈(4)
鈴木雅之(4)
SixTONES(2)
Snow Man(初)
DISH//(初)
BUMP OF CHICKEN(2)
氷川きよし(22)
平井大(初)
福山雅治(14)
星野源(7)
布袋寅泰(初)
まふまふ(初)
三山ひろし(7)
宮本浩次(2)
山内惠介(7)
ゆず(12)

 まふまふって誰?

 ということで、久しぶりに全く知らないミュージシャンが出場する紅白歌合戦だが、驚いたのはYOASOBIの出場。年始こそテレビ出演が続いたが、以降、全くテレビに出てなかったので、もうテレビには出ないものだと思っていたのだが、まさかの出場。どの歌をやるのか、今から楽しみ。

 BiSHや布袋寅泰といった、なかなか楽しみなミュージシャンも居るが、いずれも何故今年選ばれたのか、という疑問は残る。KAT-TUNもそうですね。

 一方でとっても不思議なのが優里が出ないこと。間違いなく今年を代表する曲。しかも、どちらかと言うとテレビに出まくっている人なので、当然紅白歌合戦にも出ると思っていたが、何故出ないのだろう。これまでに出場経験があり、今年も活躍したOfficial髭男dismが出ないのも不思議。

 他に、今年ヒットした人と言えば、BTSやAdoだが、BTSはコロナ禍の現状において海外から呼ぶことは困難か。去年のYOASOBIのように今年はAdoが紅白でテレビ初出演を果たすかと思ったが、それも無さそうなのは残念。

 昨年出場しながら、今年は出場しないのは、前述のOfficial髭男dism以外では、JUJU、Superfly、Foorin、BABYMETAL、Little Glee Monster、五木ひろし、瑛人、Kis-My-Ft2、Hey! Say! JUMP。ジャニーズ枠はKAT-TUNに譲った形になったようだが、Kis-My-Ft2やHey! Say! JUMPの方が活躍していると思いますけどね。

 ということで、例年に比べて、今年のヒット曲を網羅できていない感じがするが、そんな文句を言いながらも、今年も大晦日はきっと紅白歌合戦を観ていると思う。

 あ、そうそう。Snow Manって、今年初出場の扱いなんですね。確かに、昨年は選ばれはしたけど、番組には出演してないですね。

2021年11月19日金曜日

日本シリーズ予想2021

 ヤクルトが日本一。但し、星勘定は山本の起用法と宮城のコンディション次第。これが今回の予想だ。

 まず、大前提として山本は打てないと思う。ただ、長いペナントレースは先発投手の充実度合いがモノを言うが、短期決戦だとリリーフが重要と言うのが、最近の自分自身の考え。清水・マクガフの鉄壁の方程式を持つヤクルトが接戦を勝ち切っていくと思う。

 ここでポイントになるのが宮城。どう考えてもオリックスの先発二番手のはずなのに、クライマックスシリーズでは登板せず。しかも、探した限り、これに関して何も報じられていなく、登板していない理由が全く分からない。おそらく何らかのケガが原因だと思われるが、果たして日本シリーズで投げられる状態まで回復しているのか。

 宮城が投げられないとすると、おそらくオリックスは山本でしか勝てず、第4戦が終わった時点で、ヤクルトの3勝1敗となっていると思う。ここで冒頭に書いた通り山本の起用法がポイントとなり、無理させて中4日で出してくるか、それとも自然体で第5戦での山本登板を回避するのか。回避すれば、そのまま4勝1敗でヤクルトが日本一。投げさせれば第6戦以降にもつれるだろう。

 宮城が投げられるのであれば、もう少しもつれて、第5戦終了時点で3勝2敗でヤクルトがリードしている展開だろう。これで第6戦に山本を投げさせることにより第7戦まで勝負がもつれることになる。

 果たして、山本に中4日をさせるのか。そして宮城の状態は良くなっているのか。

 このあたり、全く情報が無いので、想像するしかないが、何となく山本に無理はさせない気がする。キャラ的に高津なら大詰めと言うことで多少の無理は強いると思うが、中嶋はしない気がする。そして、宮城は多分出られないと思う。出られる状態ならクライマックスでも投げているはずだし。

 ということは、4勝1敗でヤクルト。これを結論としたい。

2021年11月18日木曜日

西川と大田と秋吉が自由契約に

  日本ハムは、FA権を取得した主力選手である西川、大田、秋吉の3選手に対して、来シーズンの契約を提示せず、保留手続きを行わないことを発表した。球団は、これをノンテンダーの措置としている。公式発表はこちら。

 「FA資格取得選手との交渉について

 ノンテンダーと言う、MLB用語を使っていることもありボヤかされている感があるが、要するに自由契約。これほどの主力中の主力を自由契約にするなんて、長い間プロ野球を見てきているが、記憶に無い。相変わらず面白いことをやる球団である。

 それにしても自由契約にする必要ってあったのかな。これほどの選手ならトレードできたと思うし、トレードで獲得する選手分の年俸負担ですら厳しいということなら、金銭トレードという手もあったはず。意図が分からない。

 ちなみにMLBでノンテンダーが発生する理由は、年俸調停が当たり前になっているからだと思っていて、球団は例え主力選手であったとしても、調停によって高騰する年俸に見合わないと思えばノンテンダーにする。一方で日本のプロ野球では調停制度自体はあるものの、これまでに使われた事例は数えるほどしかなく、直近で使われてからもう10年以上も経っている。つまり、年俸は直接交渉でほぼ決まるので、年俸と今の実力が釣り合っていないと感じているのなら、大幅減俸を提示することもできたはずである。やっぱり、自由契約にした理由が分からない。

 とは言え、自由契約になったことは事実だし、大田と秋吉は今シーズン大幅に成績を落としたものの、どのチームとも契約が得られないほど成績が落ちたわけではない。3選手がどのチームに移籍するか、かなり注目である。

2021年11月16日火曜日

高額医療費限度額認定

 先日、父の10月分の入院費の請求書が届いたのだが、何と、35万円超ということで、いやはや色々あったとはいえ、高額すぎる。

 とりあえず支払うには支払ったが、医療費には月々の限度額が設定されていて、それ以上は請求されないって感じの主旨の話を耳にしたことがあったので、調べていたところ、それが「高額医療費限度額認定」なるものだと分かった。

 どうやら事前申請と事後申請があるらしく、事前申請をしておけば、そもそも医療機関から限度額以上の請求はされないらしい。申請窓口は、基本的には市役所内に設置されていて、ただ残念なことに平日しか窓口は開いてないようだ。

 今回は、事前申請はしてなかったので、事後申請となり、これは医療費を支払った概ね4ヶ月後ぐらいに書類が届くので、それをもって必要な手続きをすると限度額以上に支払った分が戻ってくる仕組みらしい。

 4ヶ月後ってことは年明けか。忘れずに手続きしないと。

2021年11月13日土曜日

介護シューズはどこで買う?

 先日、介護老人福祉施設より電話があり、いま置いてある靴だと危ないので、介護シューズを持ってくるように伝えられた。無ければ施設の方で準備することも可能ということだったので、お任せしようかとも思ったが、もしかしたら自宅にあるかも知れないので、探すことにした。

 実家の靴箱を探したが、やはり無し。一応近隣の大型商業施設にも行ってみたが、見付からず、施設にお願いすることにしたのだが、後学のため、どこで売っているのか訊いてみる。

 「そこのイオンでも探してみたのですが、無いんですよね。どういうところで売ってます?」

 「あまりお店では売ってないですね。基本的には通販です。」

 あ、そうですか。なるほどね。でも、これからの世の中、一般的なショッピングセンターとか少し大きめのドラッグストアとかで介護系の用品を取り扱うと、けっこう売れると思うんですけどね。

2021年11月11日木曜日

1円玉が無くならない

 実家を片付けていたら、大量の小銭が出てきた。

 認知が進み、まともに財布から小銭を出せなくなっていて、全ての買い物をお札で支払っていたようなので、当然、そういうことになっているということだろう。

 少しずつ使っていっているのだが、とにかく1円玉が全然減らない。考えてみれば、コンビニとかはほぼキャッシュレスで支払いを済ませているし、飲食店は10円単位の料金設定が多いので、1円玉の出番が全然ない。

 出番があるのは、スーパーとクリーニング屋ぐらいかな。他の小銭はここ1ヶ月ぐらいでほぼ全て消費したのだが、1円玉を完全に消費しきるには、まだまだ時間がかかりそう。

2021年11月6日土曜日

ミシガンとミネソタ

 友人と会話した際、ミシガンの話になったが、何故か自分の頭の中でミネソタとごちゃ混ぜになり、一部、会話が噛みあわない事象が発生した。

 いやー、まさかこんな初歩的な間違いを起こすとは。これもまた初老の兆候ですかね。いやですね。

2021年11月5日金曜日

セイバーメトリクス2021 投手編

 昨日の野手編に続いて、今回は投手編。今年も30イニングス以上の投手が対象。

 まずは、投手盤セイバーメトリクスの代名詞と言えるWHIP。1イニングあたりに許したランナーの数を表していて、1.2未満なら及第点、1.0未満なら超一流と言われている。

 1.高橋(T)0.71 2.スアレス(T)0.77 3.R・マルティネス0.77 4.山本(B)0.86 5.益田0.90 6.平野佳0.91 7.佐々木千0.91 8.エスコバー0.92 9.井口0.93 10.藤嶋0.94 11.レイ0.95 12.砂田0.98 13.栗林0.99 14.武隈1.01 15.松井1.02 16.石川(M)1.03 17.柳1.03 18.津森1.03 19.大野雄1.04 20.千賀1.05

 高橋が先発投手としては驚異的な数字を叩き出した。ケガが多いので、シーズンを通した数字を残すことができてないが、これからのポストシーズンでのピッチングには大注目だ。オリックスの山本も先発投手としては凄い数字。ロッテの勝ちパターンになっている佐々木千・益田も鉄壁のリレーだったことが分かる。

 続いてメジャーではお馴染みのFIP。投手の責任と言える被本塁打、与四死球、奪三振をベースに投手の力を指標化したもの。防御率と同じ感覚で見ることができるよう補正されているので、2.50未満ならエース級と言える。

 1.高橋(T)1.29 2.R・マルティネス1.34 3.スアレス(T)1.39 4.栗林1.60 5.津森1.78 6.山本(B)1.91 7.伊勢1.91 8.松井1.91 9.平良(L)1.93 10.千賀2.10 11.中川(G)2.14 12.今野2.35 13.マルティネス2.36 14.益田2.51 15.高梨(G)2.52 16.原2.54 17.柳2.54 18.祖父江2.55 19.佐々木朗2.55 20.宮西2.58

 ここでも高橋が圧巻の数字。このピッチングをシーズン通して続けたら、一体、どんな成績を残すのだろうか。以下、WHIPのランキングと同じような名前が並ぶが、注目はDeNAの伊勢。三嶋が不安定だったし、来シーズンはもっと重要な場面での登板が増えそう。

 最後はK/BB。見たままの計算式。3.50を超えると優秀とされる。

 1.高橋(T)11.00 2.奥川9.10 3.スアレス(T)7.25 4.石山6.40 5.R・マルティネス5.90 6.津森5.38 7.山本(B)5.15 8.岩嵜5.09 9.中川(G)4.90 10.加藤4.86 11.三嶋4.75 12.石川(M)4.67 13.エスコバー4.55 14.大野雄4.54 15.益田4.54 16.田中将4.34 17.則本昂4.34 18.福谷4.29 19.秋山4.28 20.佐々木朗4.25

 高橋が見たことも無いような数字を叩き出していた。来シーズン、ケガがなければ、今年の山本のような成績を残しても全然おかしくないと思う。その高橋の陰に隠れてしまったが奥川の数字も凄い。おそらく中6日のローテで回ると思われる来シーズンは、更に注目が集まる。石山はストッパー失格になったが、ピッチングの内容は悪くなったということか。

 昨シーズンの成績はこちら。
 「セイバーメトリクス2020 投手編

2021年11月4日木曜日

セイバーメトリクス2021 野手編

 レギュラーシーズンの全日程が終わったので、恒例のセイバーメトリクス企画。今年も野手からで、60打席以上の選手が対象。

 まずは元祖セイバーメトリクスとも言える出塁率。一般的に.400を超えると一流と言われる。

 1.鈴木誠.433 2.吉田正.429 3.森(L).420 4.川端.419 5.近藤.413 6.村上.408 7.オースティン.405 8.宮本(S).395 9.浅村.395 10.坂倉.390 11.柳田.388 12.島内.385 13.上本.382 14.中村奨(M).382 15.銀次.381 16.杉本.378 17.中村奨(C).377 18.佐野.376 19.デスパイネ.373 20.山田(S).370

 セパを代表する主砲がワンツー。ヤクルトの代打の切り札川端の出塁率は凄いが、代打二番手の宮本も凄かった。ヤクルトには、こんな代打が二人も居るのだから、勝負強い野球ができるわけだ。坂倉は、このまま打てる捕手として育っていくのか、それともファーストに転向するのか。来シーズンの動向に注目したい。

 続いて、セイバーメトリクスの代名詞とも言えるOPS。.800を超えると一流で、1.000を超えると超一流。

 1.鈴木誠1.072 2.オースティン1.006 3.吉田正.992 4.村上.974 5.杉本.931 6.柳田.929 7.川端.908 8.牧.890 9.森(L).889 10.山田(S).885 11.近藤.885 12.サンタナ.877 13.岡本和.871 14.島内.863 15.丸.860 16.坂倉.857 17.マーティン.855 18.桑原.843 19.佐野.842 20.ウィーラー.837

 こちらも鈴木誠がトップ。メジャー移籍が噂されるわけである。そしてもう一人10割を超えたのがオースティンだった。牧はルーキーでありながらTOP10入り。これは凄い。丸は今年は不調のイメージが強かったが、数字はしっかりと残していたことになる。

 最後は、なかなか知名度が上がってこないSPD。足の速さを数値化したものなので、野球観戦時の参考になりそうなものだが、いかがだろうか。盗塁成功率、盗塁企図数、三塁打、得点の4要素によって構成され、7を超えるとかなりの俊足と言える。

 1.佐野皓13.19 2.五十幡9.32 3.森(DB)7.98 4.羽月7.66 5.平田7.27 6.山崎7.02 7.三森6.99 8.塩見6.86 9.桂6.60 10.高松6.56 11.山崎剛6.30 12.周東6.15 13.源田6.15 14.牧原大5.85 15.ロメロ5.79 16.スパンジェンバーグ5.69 17.上林5.67 18.若林(L)5.67 19.杉谷5.43 20.中野5.42

 トップの佐野皓よりも、注目なのは2位の五十幡。日ハムは来シーズン、監督が替わるし、レギュラーに抜擢されそうな予感がする。

 昨シーズンのランキングはこちら。
 「セイバーメトリクス2020 野手編

2021年11月3日水曜日

庭師の探し方

 実家の庭が荒れ放題に荒れている。

 さすがにこのままでは近所迷惑だと感じて、取り急ぎ、最低限の手入れをすることにした。ただ、どこに頼んでいいのか分からない。

 実家を片付けていると、過去に剪定してもらった時の領収書が出てきたので、その業者に連絡を取ってみたのだが、電話は繋がらないし、その業者名で検索すると、いかにも古そうなサイトでその連絡先が書いてある状態だったので、おそらく廃業しているのだろう。領収書の日付も5年程前だったし。

 ネットで近隣の庭師を検索したけれど、パッとした業者は見付からない。植木を取り扱っているようなお店に行っても、庭の手入れについては対応できないという。

 困り果てていたところ、家を建てた建築業者の定期メンテナンスに加入していることを知り、そこなら業者の紹介ぐらいはしてくれるのではないかと思い、連絡を取ってみたところ、無事に紹介してもらえた。なかなか庭師って見付からないものですね。

 ということで、現在、見積依頼中。相見積を取る業者を探す気力も無いので、そこの言い値でお願いすることになりそうだが、出てきた見積もりが高いか安いかの判断ができないことが悩ましいところ。