先月リリースとなった、BUMP OF CHICKENの記念すべき10枚目のオリジナルアルバム。彼らに限らず、ここ数年の間によく見られるようになった、直近でリリースされたデジタルシングルをまとめてパッケージした感じのアルバムに仕上がっている。そのためか、純粋な新曲は数曲しか収録されていない。
既にリリース済であり、聴き覚えのある楽曲が続くので、純粋に楽しく聞きやすいアルバムに仕上がっている印象だが、逆にごった煮のような感じでアルバムとしてのまとまりが無いという意見もあるようだ。
言わんとすることは分からなくもないが、アルバムという形態で曲たちを並べて収録すれば、自然とまとまるとも思う。このアルバムでそれを感じた。変わらず良曲を届け続けてくれている彼らの、最新の楽曲たちを一気に楽しめるこのアルバムは、オリジナルアルバムとベストアルバムの好いとこ取りをした、贅沢なアルバムだと思う。
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