2025年10月8日水曜日

セイバーメトリクス2025 野手編

 恒例のプロ野球セイバーメトリクス企画。今年も対象は60打席以上の選手。

 まずは、セイバーメトリクスの元祖である出塁率。4割で超一流、3割5分あれば合格点。今年は、セ・リーグのタイトル争いが話題になったので、改めて注目した人も多いのでは。

 1.岡本.416 2.近藤.410 3.ボイト.384 4.柳町.384 5.村上.379 6.郡司.379 7.荒巻.377 8.羽月.373 9.黒川.372 10.細川(D).367 11.宮本.365 12.小園.365 13.北村恵.364 14.岡.363 15.大山.363 16.泉口.362 17.サンタナ.358 18.周東.357 19.坂本(T).357 20.栗原.356

 60打席以上の選手だと岡本がトップ。近藤はさすがで、ボイトは見事に短期間で日本野球に適応した。注目は北村恵で、来季はレギュラー定着なるか。

 続いてセイバーメトリクスの代名詞と言うべきOPS。.800超が合格点、1.000超ならトップクラスの選手と言われる。

 1.村上1.043 2.岡本1.014 3.佐藤輝.924 4.近藤.903 5.ボイト.882 6.筒香.876 7.レイエス.861 8.細川(D).856 9.北村恵.839 10.オースティン.834 11.柳田.826 12.谷川原.815 13.森下.813 14.牧.800 15.郡司.799 16.水谷.795 17.ネビン.794 18.キャベッジ.781 19.西野.777 20.蝦名.775

 大きな差をもってホームラン王に輝いた佐藤輝を遥かに凌ぐ村上と岡本。この二人が今のプロ野球を代表するスラッガーと言って間違いなさそう。筒香がここまで良い数字を残していたのにはびっくりだが、やはりここでも気になる北村恵。ベイスターズ勢が目立ち、週末からのクライマックスシリーズでは打棒から目が離せない。

 最後は走力の指標であるSPD。あまり各種媒体で取り扱われることは無いのだが、割と的確に走力を数値化していると思っていて、もっと注目されてもいい指標だと思っている。ちなみに、7.0を超えると俊足。

 1.緒方13.13 2.五十幡11.68 3.佐藤直10.34 4.羽月9.77 5.麦谷7.53 6.熊谷7.40 7.高部7.36 8.武藤7.12 9.並木6.96 10.大里6.90 11.小郷6.71 12.水野6.54 13.ダウンズ6.49 14.野口6.41 15.矢澤6.16 16.三森6.12 17.中島(E)5.65 18.大盛5.52 19.小深田5.45 20.若林(G)5.42

 ソフトバンクの控え外野手がワンスリーフィニッシュ。試合終盤の代走から守備固めの固さが伺える。麦谷は期待したい存在。唯一外国人選手で入ってきたダウンズは来季も残留なら注目したい。

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