巨人は岡本選手のポスティング移籍を認めることを発表した。
今の巨人打線にとって岡本が抜けることは影響が大きすぎる。そのことは今シーズン中に岡本がケガで戦線離脱した時にとてもよく分かった。ただ、それを理由に岡本をチームに留め続けるわけにもいかないので、巨人ファンだからこそ祝福の気持ちをもって岡本を送り出すべきだろう。リチャードの更なるブレイクや荒巻の成長を期待するしかないし、厳しければ中山を内野に再コンバートすれば展望は開ける。
一方で岡本はどうか。
予想するに、仮に一年間レギュラーで使ってもらえれば吉田正の1年目ぐらいの成績は残すと思う。成績としては打率.270、ホームラン15本ぐらいかな。
ただ、岡本のサード守備はメジャーでは厳しいと思う。となるとポジションはファーストかDH。メジャー最低年俸の若手ならともかく、FAで獲得する選手でファーストかDHの選手がこの成績ぐらいしか見込めないのであれば、まともな契約を勝ち取るのは厳しいと思うし、そもそもこれぐらいの成績では、ファーストとDHならライバルが多くてレギュラーに定着するのも難しいのではないだろうか。
もちろん応援したいと思うが、中村紀や筒香のようになる未来しか想像できないので、ファンとしては手放しに喜べるものではないと感じる。これは今オフに岡本に続いてメジャー挑戦を正式表明すると思われる村上についても同様だが。
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