プロ野球では、来シーズンより「慶弔特例」が導入されることになった。MLBのPaternity List(育休リスト)とBereavement List(忌引きリスト)を組み合わせたような制度で、この場合は出場選手登録から外れた場合、10日を経ずして再登録できるとのこと。
この制度は今のプロ野球では要らないかな。制度がどんどん複雑になって、ファンにとって分かりにくくなる。
そう思うのは、そもそもの日米における出場選手登録数に違いがあるから。MLBは出場選手登録数は25名でベンチ入りも25名。このため短期間であってもチームから外れる場合は選手の補充が必要なのでこういったきめ細かい制度が必要なのは理解できる。
一方で日本のプロ野球は出場選手登録は29名で、そのうち25名がベンチ入りするため、一軍に居ながらベンチ入りできない選手が4人は居ることになる。慶弔が理由で短期間チームから離れる必要がある選手はこの4人の枠を使えばいいだけのことでは?
ファンあってのプロ野球だし、最低限の選手への配慮はしつつ、制度はシンプルにして、ファンに分かりやすくすべきだと思う。
あと、ファン目線の観点からもう一つ。こういった制度変更については、ちゃんと公式サイトで報じるべきだと思いますね。せっかく立派なサイトが立ち上がっているのだから、試合速報やデータの掲載だけにとどまらず、ニュースも取り上げて欲しい。
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