2005年10月12日水曜日

祝!青木200本安打達成!に思う

 ヤクルトの青木選手がセ・リーグ初、プロ野球史上でも1994年のイチロー選手以来2回目のシーズン200本安打を達成した。青木選手といえば、昨年までの通算安打数が3本であり、まだ新人王の資格を持つ、彗星のように出てきたニューヒーローだ。今年は新人王はもちろんのこと、首位打者もほぼ手中にし、MVPですら2位票・3位票を集めそうな勢いだ。

 一部では、当時イチロー選手が達成したときは130試合制であり、146試合制の今年のセ・リーグとは価値が違うという論調もあるが、1シーズンのうちに200本のヒットを放つということの素晴らしさは、その試合数云々の問題ではなく、その価値は等しいと思う。

 で、ここまでは大前提だと思うが、それでもやはり試合数はコロコロ変えていいものではないのだと僕は思う。記録の比較がしにくくなるということもあるが、何よりもファンにとって分かりにくい。

 1997年にそれまでの年間130試合制が135試合制になってから、2001年には140試合制、そして昨シーズンからはセ・パで異なる試合数となっている。球団数が変わっているわけでもないのに、ここまで試合数が変わる意味があるのだろうか?

 一方、大リーグでは、球団数は頻繁に増えているのに、1960年代前半から一貫して162試合制だ。これは分かりやすい。

 何でもかんでも大リーグの真似するのは賛成できないが、まだまだ見習うべき点はあると思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿