2006年6月28日水曜日

画期的なMDウォークマンの登場か!?

 今日、仕事の合間にネットニュースをチェックしていたら、気になるニュースが目に飛び込んできた。

■MDプレーヤー ソニーからヒット商品、生産追いつかず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060628-00000007-maip-bus_all(後日追記:過去ニュース記事のためリンク切れ)

 どうやら、MDの音源を簡単にパソコンに取り込めるMDウォークマンが発売され、爆発的に売れているとのことらしい。その製品がこれ。

■SONY MZ-RH1

 いろいろ調べてみると、本体と付属のソフトを使うことにより、MDの音源を簡単にWAVファイル又はATRACファイルとしてパソコンに取り込めるとのこと。まあ、これだけならそんなに珍しい機能では無いが、何と、この製品はCDからMDでデジタル録音した音源でもパソコンに取り込めるということらしい。

 MDは、SCMS(Serial Copy Managiment System)というDRM(デジタル著作権保護技術)が採用されているため、通常、第2世代(孫世代)のデジタルコピーを行うことはできないようになっている。このため、MD音源をパソコンに取り込むには、コツコツとアナログ録音するしか方法はなかった。実際、僕も大量のMD音源を持っており、それをパソコンに取り込もうとした際に、片足程度は裏の世界にも踏み入れて色々と調べてみたが、そのままデジタルデータとしてパソコンに取り込む方法は見つからなかった。

 しかし、この製品では、それがいとも簡単にできるかのように見える。でも、著作権保護の考え方からして、本当にデジタルコピーができているのだろうか?もしかして、単に高速アナログダビングをしているだけなのではないだろうか?そんなことを疑問に思いながら、業務終了後、会社近くの家電量販店に行ってみることにした。

 早速、店員をつかまえて訊いてみたのだが、残念ながら店員にそこまでの知識が無く、回答を得ることはできなかった。(そんなにマニアックな質問かなぁ?一般的に気になる無いようだと思うんだが。。。)

 しょうがないので、帰宅後色々と調べてみたのだが、やっぱり分からない。だが、MDウォークマンとパソコンはUSB接続するようなので、ほぼ間違いなくデジタルコピーなのだろう。そうだとすると、やはり気になるのはSCMSによるデジタル著作権保護の考え方との整合性だ。これはどう考えればいいのだろう?謎だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿