今回の旅のプランニングは、全て人任せ。これは楽ではあるが、裏目に出ることもある。そんな場面に遭遇したのが3日目。
この日は西表島観光。直前になって西表島のことを調べていると、おっと、日本の滝100選のうち唯一沖縄県にある滝「マリュドゥの滝」って西表島にあるじゃないですか!この滝に行けるチャンスなんて二度と無い!!と思った時は後の祭りで、この日のツアーコースには含まれていなかった。事前にもうちょっと調べていれば、コースに入れるよう仕向けたんだけどなあ。ま、仕方ない。
ということで、いきなりつまずきながらも、朝早くから西表島に向け、フェリーで出航。出航前の買い物時に、同行者がお釣で二千円札をゲットしたのは、さすが沖縄?である。
そうこうしているうちに西表島上陸。
西表島は大半がジャングル地帯である。
移動中に、日本最南端の信号機を通過。何でも西表島には信号機が2機しかないらしいが、そのうち1機は、子どもが交通ルールを覚えるためにデモ用として設置したものであり、実際に稼動しているものは1機だけらしい。そんな珍しい信号機の写真を撮り忘れたのは、ちょっとした心残りである。
ツアーコース1発目はカヌー&トレッキング。
カヌー体験ではマングローブの森を流れる川を下るのだが、ちょうど干潮だったため、あっという間に終了。物足りなかったが、干潮のおかげで小さくてかわいいカニの大群を見れたからよしとしよう。ちなみに、「マングローブ」とは、海水と淡水が混ざり合う海域に生える樹木の総称であり、マングローブという木があるわけではないらしい。
カヌー後は西表島のジャングルをトレッキング。見慣れない動植物が続々と現れることもあり、ただ歩いているだけでもとても楽しい。しかも、ゴール地点には小さな池があり、そこで泳いだり、飛び込んだりもして、西表島の大自然を満喫した。ただ、この大自然体験が、後の誤算を招くことになる。
次なる目的地は西表島温泉。日本最南端の温泉である。
正直、僕自身はあまり温泉には興味はないが、日本人の多くは温泉好きなので、コースに盛り込まれているのはまあ仕方ない。ここでは昼食をとったり、かなりゆっくりした。
次に訪れたのは無人島の由布島。
ここは島全体が植物園になっているのだが、特徴的なのは、西表島との間が、とても浅い海のため、水牛車で海を渡るということ。
島には、こんなパイナップルもどきのような植物もあったりした。
そんなこんなで西表島観光は終了。フェリーで石垣島に戻ったのが17時半ぐらいで晩飯には少々早かったので、土産を物色することにしたのだが、これが後の誤算を招くことになる。
まだ、名物の八重山そばを食べてないということで、3日目の夜にして初めての八重山そば。お店はフェリーターミナル近くの「夢乃屋」。味もバツグンなのだが、何と言っても驚いたのが、常滑焼の巨大なドンブリである。
写真では、迫力が伝わりきれないが、素人の撮影技術なので、これが精一杯。
軽い食事だったため、まだかなり早い時間帯。石垣島最後の夜だし、前日と違ってそんなに疲れておらず体力もあり余っているし、夜もしっかり遊び倒したいなと思ったのだが、ここで前述した2つの誤算が登場。同行者の一部が慣れない大自然に触れたこともあってか完全にグロッキー状態。しかも、晩飯前に土産を買い込んでしまったため、荷物が増え、街を歩き回るのが手間な状態になってしまっていた。このため、そのままホテル直行。特にやることもないまま22時ぐらいには寝てしまっていた。健康的といえば健康的だけど、せっかくの旅行のということを考えると、ちょっともったいなかったな。
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